仮想通貨ウォレット「Switch」ベータ版公開|XRP・BTC・ETHを即時交換:Kava Labs
Ripple(リップル)社のソリューションでも使用されているInter Ledger(インターレジャー)を活用したソリューションを開発している「Kava Labs」は、エックスアーピー(XRP)やビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)などの仮想通貨を分散化された状態で瞬時に交換することができるウォレット「Switch(スイッチ)」のベータ版をリリースしました。
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Switch(スイッチ)とは
Switch(スイッチ)とは、Ripple社が提唱し、現在はオープンソースプロジェクトとして開発が進められている"異なる台帳で価値を送受信することができる技術"「インターレジャープロトコル(InterLedger Protocol/ILP)」を活用した仮想通貨ウォレットです。
主要な仮想通貨に加え、その他の資産にも対応
「InterLedger」を活用したソリューションを開発している「Kava Labs(カヴァ・ラボス)」が開発したこのウォレットは、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
などといった複数の仮想通貨を分散化された状態で瞬時に交換することができるようになっています。
記事執筆時点で交換することができる仮想通貨は上記の3通貨となっていますが、今後数週間ほどで「ERC-20トークン」もサポートされ、その後はより多くの資産が統合される予定だと発表されています。
「超高速」な資産の交換を実現
「Kava Labs」の公式発表によると、Switchは分散型取引所(DEX)の問題を解決するために、支払いや取引が完了するまで少しづつ送金を行う仕組みを採用していると説明されています。
このような新しい仕組みを採用することによって「Switch」は、
・超高速スワップ(交換)
・ブロックチェーン間の相互運用性
・資産の完全な自己管理
を実現していると説明されています。
公式サイトに掲載されている実際の交換画面では、非常に簡単な手順で瞬時に仮想通貨を交換できることが記されています。
簡単・安全・迅速・安価で仮想通貨交換
仮想通貨間の取引では、0.1ドル(約11円)相当の資産を前払いすることによってリアルタイムな交換を実現しているため、簡単かつ安全に、安い手数料で瞬時に交換することができるようになっています。
「Switch」は現在「Mac/Windows/Linux」向けのベータ版が公開されており、テストネットとメインネットの両方がサポートされています。公式発表では最初にテストネットを利用することが推奨されているので、実際に利用する場合にはまずテストネットで利用するようにしましょう。現時点のバージョンでは最大20ドル(約2,200円)までの取引が可能となっています。
Switch(スイッチ)に関する詳しい説明やダウンロードは以下の「GitHubページ」をご覧ください。
>>「Switch」のダウンロードなどはこちら(GitHubページ)
>>「Kava Labs」の公式発表はこちら
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