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2019年末、ビットコイン価格が「330万円」に達する3つの理由:Kenetic Capital共同設立者


仮想通貨(暗号資産)ブロックチェーンに焦点をあてた投資会社「Kenetic Capital(ケネティック・キャピタル)」の共同設立者でありながらマネージングパートナーでもあるJehan Chu(ジェハン・チュウ)氏は、2019年5月28日に「Bloomberg」とのインタビューの中で「ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格が2019年末までに3万ドル(約330万円)に達する3つの理由」について語りました。

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BTC価格が330万円に達する「3つの理由」

仮想通貨・ブロックチェーン関連の投資会社「Kenetic Capital(ケネティック・キャピタル)」の共同設立者であるJehan Chu(ジェハン・チュウ)氏は、2019年5月28日に「Bloomberg」とのインタビューの中で『ビットコイン価格は2019年末までに最高3万ドル(約330万円)に達する可能性がある』と語り、その理由として以下の「3つの理由」を挙げています。

「大手企業の参入」による気付き

1つ目の理由は、「大手企業の参入」です。チュウ氏は、
Facebook(フェイスブック)
Fidelity Investments(フィデリティ・インベストメンツ)
JPMorgan Chase(JPモルガン・チェース)
といった様々な大手企業が仮想通貨業界に参入していることによって、人々は「仮想通貨はなくならない」ということを分かり始めていると説明しています。

「IPO(新規公開株)」に対する失望

2つ目の理由は「これまで一般的であったIPO(新規公開株)に人々が失望している」という点です。同氏は、最近行われた「Uber(ウーバー)」や「Lyft(レフト)」のIPOは失望に終わったと語っており、人々は「誰もが参加できる、これまでとは違ったタイプの話題」を求めていると説明しています。

「半減期の到来」による価格上昇

3つ目の理由は「ビットコインの半減期が迫っている」という点です。半減期が訪れると、マイニング(採掘)によって得られる報酬額は半分になるため、希少性が高まり、価格が大きく上昇する傾向が見られています。

チュウ氏は「過去の歴史では半減期によってビットコイン価格は”数十%”上昇した」ということを説明しており、価格上昇の重要な要因の一つになると考えています。

リップルやイーサリアムの可能性にも言及

チュウ氏は、仮想通貨業界で注目されているETF(上場投資信託)を価格上昇の要因に含めなかった理由として、「“ETFが近いうちに上場される”とは考えていない」ことを説明しており、その代わりに「大手企業の参入」というより確実な要因がビットコイン価格上昇の推進力になるとの考えを示しています。

具体的な例としては、SAMSUNG(サムスン)が一部のスマートフォンに仮想通貨ウォレットを実装したことを挙げており、このような進歩はETFの有無に関わらず起こると語っています。

またチュウ氏は、ビットコインだけでなく、
イーサリアム(Ethereum/ETH)
エックスアールピー(XRP)
Ripple(リップル)
なども賞賛しており、イーサリアムは「”分散型コンピューター”というアイデア」や「普及率・開発者数」などが驚くべきものであり、Ripple社が近年急速に提携関係を拡大していることも「大きな前進」として評価しています。

これら3つの仮想通貨は、現在も時価総額ランキングで「TOP3」をキープしており、世界4大会計事務所の一つである「KPMG」も”今最も注目すべき仮想通貨”として取り上げています。

>>「Bloomberg」の報道はこちら

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