仮想通貨業界のアナリスト達は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格が「近日中に大きく上昇する」と予想していますが、YouTube(ユーチューブ)で人気のアナリストであるNicholas Merten(ニコラス・マーテン)氏も同様に『ビットコインは今後数週間で15,000ドル〜20,000ドル(約160万円〜212万円)に達する可能性がある』と予想しています。
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金・銀と共に上昇するビットコイン
YouTube(ユーチューブ)で32万人のチャンネル登録者数を持つ仮想通貨アナリストのNicholas Merten(ニコラス・マーテン)氏は、2019年8月7日に公開した動画の中で「ビットコインは今後数週間で15,000ドル〜20,000ドル(約160万円〜212万円)に達する可能性がある」との考えを語りました。
ニコラス氏は動画の中でその他のアナリストたちと同様に米中貿易戦争などの影響について語っており、中国の人民元や株式市場で下落が続いていることを指摘し「パフォーマンスの良い資産は金と銀だけだ」と述べています。
このように語るニコラス氏は、これらの資産は”歴史的に実績のある資産”であると述べており、ビットコインも同様に仮想通貨の中で特によく知られている資産であることを説明しています。
ここ最近ではビットコインと金の相関性が急激に上昇していることも報告されており、ビットコインは基本的に金と同じ”価値の保存手段”として認識されているため、これらの資産と同様に今後も価格が上昇する可能性があるとも考えられます。
価格上昇が続いた場合の金融機関の対応
ニコラス氏はこの他にも「世界経済で不安定な状態が続く中でビットコインが上昇を続けた場合、金融機関はビットコインを顧客に提供するためにこれまで以上に力を入れることになる」とも語っており、「伝統的な金融機関は”ビットコインへのアクセスを望んでいるのは個人投資家だけでなく、自らのクライアントも同様にビットコインへのアクセスを望んでいる”ということを理解している」と述べています。
伝統的な金融機関はビットコインなどの仮想通貨に対して否定的な立場をとっていますが、そのような金融機関が市場に参入し始めた場合には大規模な資金が流入することになると考えられます。
金融危機に対処するための有効な資産として認識されているビットコインは、すでに複数の国で急速に需要が高まっており、ベネズエラでは最近、ビットコインの取引量が過去最高値を更新したことが報告されています。
ビットコインは現在120万円台での推移を続けていますが、多くのアナリストは近日中にビットコインが急上昇することになると予想しています。
2019年8月8日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、今月6日に130万円まで上昇した後に120万円まで急落しましたが、その後は再び上昇しており、2019年8月8日時点では「1BTC=1,262,037円」で取引されています。
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