2019年9月1日〜7日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2019年9月「ブロックチェーン・仮想通貨」ニュース一覧
LINE子会社「仮想通貨交換業者」登録を完了
LINE(ライン)の子会社である「LVC」が、金融庁から正式に「仮想通貨交換業者 関東財務局長 第00017号」として認定を受けたことが明らかになりました。
金融庁が公開した書類では「合計5種類の仮想通貨を取り扱う」と報告されています。
LINEの取引所が取り扱う仮想通貨はこちら
Telegram:テストネットのソフトウェアを公開
Telegram(テレグラム)は、独自のブロックチェーンである「テレグラム・オープン・ネットワーク(Telegram Open Network/TON)」のテストネットのノードを運営するためのソフトウェアやブロックエクスプローラーを掲載したwebサイトを公開しました。
これにより、TONブロックチェーンを利用したい開発者やコミュニティの人々は、フルノード・バリデータノード・ブロックチェーンエクスプローラーなどのテストを行うことができるようになりました。
「東京都の独自通貨」実証実験へ
東京都の小池 百合子(こいけ ゆりこ)知事は、「2020年3月までに民間の決済サービスで利用できる”東京都独自のデジタル通貨”を発行するための実証実験を都内2箇所で始めること」を明らかにしました。
具体的な計画としては「社会貢献活動を行なった人々に対して、デジタル通貨をポイントや電子マネーなどの形で付与する」と説明されています。
東京都の独自通貨に関する記事はこちら
Twitter「独自通貨発行」の可能性は?
Twitter(ツイッター)のCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は、オーストラリアのメディア「The Sydney Morning Herald」に対して”Twitterの独自通貨発行の可能性”について語りました。
同氏はこのインタビューの中で『Libra(リブラ)のような通貨を発行することに興味はないが、その代わりにビットコイン(BTC)の使用を促進する』と宣言しています。
ツイッターCEOが語った内容はこちら
「マクロミルポイントと仮想通貨の交換」が可能に
Coincheck(コインチェック)は、大手調査会社である「MACROMILL(マクロミル)」と協力し、マクロミルがアンケート回答者に配布している「マクロミルポイント」を仮想通貨3銘柄に交換することができるサービスを2019年9月10日から開始します。
このサービスを開始することによって、マクロミルの調査に協力している主婦層を中心とした新しい顧客を獲得できると期待されています。
交換できる仮想通貨の種類はこちら
Tippin「iOS・Android」対応へ
Twitter上でLightning Network(ライトニングネットワーク)を介してビットコイン(BTC)を送金することができる拡張機能「Tippin」は、Tippinの送金機能がモバイル端末でも利用できるようになることを発表しました。
はじめは「Android端末向け」のものがリリースされる予定となっていますが、iOS版も「近日公開予定」とされているため、近い将来にはAndroidとiOSの両方で「Tippin」のテストを行うことができるようになると期待されます。
Tippinの発表はこちら
ビットコイン「4度目の強気相場」突入か
ビットコイン価格は9月2日頃に大きく上昇して以降は回復傾向が見られ始めており、記事執筆時点では「1BTC=約113万円」前後で取引されています。
有名なベテラントレーダーであるPeter Brandt(ピーター・ブラント)氏は、2019年9月1日のツイートで「ビットコインは4回目となる”放物線状の上昇段階(パラボリックフェーズ)”に入った可能性がある」と語っています。
「1BTC=300万円」予想も