Liquid:仮想通貨「Gram」販売で集まった資金のウォレットアドレスを公開
仮想通貨取引所Liquid(リキッド)は、メッセージアプリ大手「Telegram(テレグラム)」のICOに参加した顧客によって支払われた約400万ドル(約4.2億円)相当のUSDコイン(USDC)が保管されているアドレスを公開し、これらの資産の取り扱い方法などについて説明を行いました。
こちらから読む:BINANCE、先物取引のテストを開始「仮想通貨」関連ニュース
Liquid(リキッド)は2019年8月30日に公開した記事で、今年7月に同社が行なったTelegram(テレグラム)のICOによって支払われた仮想通貨を保管しているコールドウォレットのアドレス(0x6a0afe6f45a878100480f312b585aa0d752d4d2d)を公開しました。
この資金調達では合計4億円以上に相当する巨額の資金が調達されています。テレグラムは、2019年10月31日までには「Gram(グラム)」を正式に公開する予定だと伝えられていますが、何らかの理由で公開することができなかった場合には、調達された資金が返金されることも発表されています。
そのため今回のLiquidの「ウォレットアドレス公開」は、支払われた資金が安全に保管されていることを示すことによって、投資家の人々を安心させる狙いがあると考えられます。
Liquidは、Gramトークンが投資家に分配されるまでは、今回公開されたアドレスに保管されている資金をコールドウォレットから移動しないことを説明しています。
Telegram(テレグラム)の独自仮想通貨「Gram」は仮想通貨業界で特に注目されている通貨の一つであり、最近では"関係者からの話"として複数の情報が明らかにされているため再び注目が集まっています。これらの関係者の話が事実であった場合には、2019年10月31日までには正式にGramがリリースされることになるため、今後の発表にはさらに注目です。