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ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年9月29日〜10月5日


2019年9月29日〜10月5日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2019年10月「ブロックチェーン・仮想通貨」ニュース一覧

New Balance:Cardano技術で「偽造品問題」に対処

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の開発を担当している「IOHK」は、世界的に有名なスポーツシューズメーカー「New Balance(ニューバランス)」とパートナーシップを結んだことを発表しました。

両社はCardanoブロックチェーンを活用してスニーカーのサプライチェーン管理を行い、偽造品などの問題に取り組んでいくと伝えられています。

STOの「自主規制団体」新設

株式や不動産などをトークン化して資金調達を行うセキュリティ・トークン・オファリング(STO)」の業界標準を定め、健全に業界が発展していける環境を作ることを目的とした業界団体「日本STO協会」が立ち上げられました。

「日本STO協会」には、SBI証券・野村証券・大和証券・楽天証券・カブドットコム証券・マネックス証券などといった大手企業が参加しており、SBIホールディングスの北尾 吉孝(きたお よしたか)社長が代表理事に就任すると報じられています。

Apple CEO「仮想通貨発行」に否定的意見

Apple(アップル)社の最高経営責任者(CEO)であるTim Cook(ティム・クック)氏は、フランスのメディアである「Les Echo」に対して独自仮想通貨の発行に否定的な意見を語りました。

同氏は『通貨は国が管理すべきものであり、民間企業はそのような方法で力を得ようとすべきでない』と語っています。

BitPay:年末までに「XRP」サポートへ

仮想通貨決済を扱う大手企業「BitPay(ビットペイ)」が2019年末までに仮想通貨エックスアールピー(XRP)をサポートする予定であることが明らかになりました。

「BitPay」のサービスで正式にXRPがサポートされれば、同社のウォレットやプリペイドカードを利用している人々は対応店舗でXRP決済を行うことができるようになります。

コインチェックの新サービス「Coincheckガス」提供開始

Coincheck(コインチェック)は、電気・ガスのOEM販売プラットフォームを提供している「株式会社イーネットワークシステムズ」との提携を通じて、ビットコインでガス料金を支払ったり、ガス料金に応じてビットコインを受け取ることができる新サービス「Coincheckガス」を2019年10月4日から開始しました。

このサービスを利用すれば、ガス料金を通常よりもお得に支払ったり、毎月ガス使用料金の3%をビットコインで受け取ることができるようになります。

ドイツの銀行が「1BTC=1,000万円」を予想

ビットコイン(BTC)の半減期には徐々に期待が高まっており、すでに数多くの専門家やアナリストが「半減期の到来によってビットコイン価格は大幅に上昇する」との予想を語っていますが、ドイツの「バイエルン州立銀行(BayernLB)」も同様の予想を立てています。

「バイエルン州立銀行(BayernLB)」は最近公開したレポートの中で「2020年5月に控えている半減期を考慮して考えると、ビットコイン価格は9万ドル(約970万円)になるはずだ」との考えを示しています。

著名アナリスト「BTCは新たな上昇フェーズに突入した」

「ストック・フロー比率」に基づいたビットコイン価格予想を以前からTwitter上で投稿している著名アナリスト「PlanB」氏は、先日のツイートで「ビットコインは新しい上昇フェーズに突入した」と語りました。

現在ビットコインは86万円前後での推移を続けていますが、同氏は今後6〜12ヶ月の間に力強い回復が見られる可能性があると予想しています。