
Bakkt CEO:アメリカ・ジョージア州代表の「上院議員」に正式任命
ビットコイン先物取引を開始したことで知られる仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt(バックト)」のCEOであるKelly Loeffler(ケリー・ロフラー)氏が、アメリカ・ジョージア州選出の上院議員として正式に任命されたことが明らかになりました。
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ドナルド・トランプ大統領を支持
アメリカ・ジョージア州のBrian Kemp(ブライアン・ケンプ)知事が「健康問題を理由に2019年内に引退するJohnny Isakson(ジョニー・アイザクソン)氏の後任としてBakkt(バックト)のCEOであるKelly Loeffler(ケリー・ロフラー)氏を指名する」ということは以前から複数のメディアで報じられていましたが、今回の報道では「正式にケンプ知事がロフラー氏を指名した」ということが報告されています。
ロフラー氏は現米国大統領であるDonald Trump(ドナルド・トランプ)氏の支持者であると伝えられており、「The Washington Post」の報道では次のように語っていると伝えられています。
私は生涯を通じて保守派の共和党員であり、憲法修正第2条(銃を持つ権利)、米軍、壁、トランプ氏の支持者です。私は保守的な価値観について謝罪するつもりはありません。そしてトランプ大統領の保守的な判断を誇りを持って支持します。
ロフラー氏は、トランプ大統領が掲げている「国境の壁」や「合衆国憲法修正第2条」などに賛成してしている一方で「妊娠中絶」や「社会主義」に反対する意思を語っていますが、今のところ仮想通貨などについては言及していません。
同氏は"ジョージア州上院議員に就任する2番目の女性"でもあるため、同氏の就任は「近年共和党から距離を置いている女性有権者たちへのアピール活動の一環である」とも報じられています。ロフラー氏は2020年1月1日から正式に就任する予定です。
Kelly Loeffler氏、CEOの座は「退任」へ
ロフラー氏は「Bakkt」設立当初からCEOとして勤務してきましたが、今回の決定によってCEOを退任することになります。また、Bakktの親会社にあたる「インターコンチネンタル取引所(ICE)」は、2019年12月4日にプレスリリースを発行し『ケリー・ロフラー氏が米国上院議員に任命されたことを祝福する』と述べています。
ICEはプレスリリースの中で「過去17年間に渡ってICEに貢献してきたロフラー氏に感謝する」としながらも、「Bakktでリーダーシップを発揮し、多くの助言と知恵を与えてきたロフラー氏を失うことを寂しく思う」とも述べています。
なお、現時点ではロフラー氏の後任として「BakktのCEO」を務める人物は明らかにされていません。

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