ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2021年2月9日16時頃に「1BTC=500万円」のラインを突破しました。米国の大手自動車メーカー「Tesla(テスラ)」のビットコイン購入報道で急騰したBTC価格はその後も順調に上昇を続けており、ビットコインの時価総額は現在100兆円目前にまで迫ってきています。
ビットコイン価格「500万円」突破
ビットコイン(BTC)の価格は先日8日に『Tesla(テスラ)社がビットコインに15億ドル(約1,500億円)を投資した』との報道を受けて470万円付近まで急騰していましたが、その後も上昇傾向は続いており、本日2021年2月9日16時頃には「1BTC=500万円」のラインを突破しました。
Tesla(テスラ)社によるビットコイン購入の報道は世界的に大きな注目を集めており、Twitter上でも『#ビットコイン』や『#BTC』がトレンド入りするなど仮想通貨業界の枠を超えてビットコインへの注目が集まっています。
相次ぐポジティブニュースで長期的な上昇続く
ビットコイン価格が低迷していた時期には『BTC価格は0になる』といった意見も出ていましたが、そのような時期にも「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」や「Square(スクエア)」などといった様々な企業や投資会社がビットコインに投資したり、ビットコイン関連のサービスを開始していたため、これまでの様々なポジティブニュースが長期的な価格上昇を下支えしていると考えられます。
BTC価格は2017年末の過去最高値を突破して以降は順調に高値を更新し続けており、トレーダーの間で意識される抵抗線(レジスタンスライン)も存在していないため、今後も大幅な上昇が続く可能性があると予想されます。
ただし、様々な要因に支えられて長期的に価格上昇が続いている場合でも『一定のラインに到達したタイミングで価格が急落する』ということは起こり得るため、『これからビットコインを購入する』という方などは今後の下落・調整などに十分注意する必要があると考えられます。
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上昇続くBTC「今後注目すべき価格帯は?」
2017年の過去最高値を突破したことによって、現在のビットコインには目安となる抵抗線が存在しないものの、仮想通貨業界で有名なアナリストやトレーダーなどは「1,000万円、2,000万円、3,000万円」などの価格帯を”予想価格”として以前から提示していたため、今後はそのような価格帯で反発が起こる可能性があると考えられます。
最も多く語られているビットコイン価格予想は「1,000万円〜3,000万円」付近の価格帯となっていますが、著名アナリストのWilly Woo(ウィリー・ウー)氏は『3,000万円と1億円の差はそれほど大きなものではない』と語っており、『ビットコイン価格が1億円に到達する可能性もある』と予想しています。
同氏は昨年12月時点で、ビットコインの注目すべき価格帯として「50,000ドル〜55,000ドル(約500万円〜550万円)」の価格帯を挙げており、このラインを超えるとビットコインの時価総額は1兆ドル(約100兆円)を超えることになると語っていたため、今後は500万円〜550万円の価格帯が意識される可能性があると考えられます。
これまでに語られたビットコイン価格予想は以下に記載している『2021年のビットコイン価格予想まとめ』の記事でまとめて紹介しているため、そちらの記事も合わせて参考にされてみてください。