エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2021年12月22日に投稿した一連のツイートで、「エルサルバドルの国土面積が21,040km2であること、21世紀21年最後の21日であること、ビットコインの最大供給量が2,100万BTCであること」などを理由に『現地時間2021年12月21日21時21分21秒に21BTCを追加購入したこと』を発表しました。
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21の数字にちなんで「21BTC」追加購入
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2021年12月22日のツイートで『現地時間2021年12月21日21時21分21秒に21BTCを追加購入したこと』を発表しました。なお、この時刻は「日本時間2021年12月22日12時21分」と同時刻となります。
今回のビットコイン購入は「エルサルバドルの国土面積が21,040km2であること、今日が21世紀2021年最後の21日であること、ビットコインの最大供給量が2,100万BTCであること」などを理由したものであるとのことで、ブケレ大統領は一連のツイートでそのことを説明した上で、最終的に2021年12月21日21時21分21秒に21BTCを追加購入したと報告しています。
エルサルバドル全体の面積は21,000km2です。偶然の一致でしょうか?私はそうは思いません!そして今日は21世紀21年目の最後の21日です。この機会に21時時点で21BTCを購入することにしました。21時21分21秒まで購入を保留しています。
領収書を取得しました。
今回のBTC購入の平均取得価格は明らかにされていないものの、ビットコイン購入が実施された日本時間2021年12月22日12時21分時点のビットコイン価格は約49,276ドル(約562万円)となっていたため、この価格前後で買い増しが行われたと考えられます。
なお、エルサルバドル政府は2021年12月4日に150BTCを追加購入したことによってBTC保有量が1,370BTCになったと報告されていたため、今回の追加購入によってエルサルバドル政府のBTC保有量は1,391BTCになったことになります。
一部の仮想通貨コミュニティでは『今回の追加購入で再びビットコイン価格が下落する可能性がある』といった意見も出ていましたが、既に購入が完了した記事執筆時点ではビットコイン価格は下落しておらず、2021年12月22日13時45分時点のBTC価格は「1BTC=5,627,290円」となっています。