グリー新設子会社BLRD:Avalanche開発の「Ava Labs」と戦略的パートナーシップ
グリー株式会社は2022年10月27日に、同社がシンガポールで新たに設立したグリーの100%子会社「BLRD(ブラード)」が、アバランチ(Avalanche/AVAX)を開発する「Ava Labs」と戦略的パートナーシップに係る基本合意書を締結したことを発表しました。同社は今回の提携を通じて、Avalancheブロックチェーン上でゲームを配信することなどを予定していると報告されています。
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Avalancheブロックチェーン上でゲーム配信へ
グリー株式会社は2022年10月27日に、同社がシンガポールで新たに設立したグリーの100%子会社「BLRD(ブラード)」が、アバランチ(Avalanche/AVAX)を開発する「Ava Labs」と戦略的パートナーシップに係る基本合意書を締結したことを発表しました。
グリーはWeb3事業の一環としてブロックチェーンゲーム事業を展開するために、ゲーム提供に適したブロックチェーンの調査を行ってきたとのことで、Ava Labsとの協議を重ねた結果「双方の強みが今後のブロックチェーンエコシステムの発展に寄与できる」と確信し、今回の戦略的パートナーシップの基本合意に至ったと説明されています。
アバランチ(Avalanche/AVAX)は、高速・低コスト・環境に優しいなどの特徴を持つ、分散型アプリケーション(dApps)の構築・開発を行うためのパブリックブロックチェーン・スマートコントラクトプラットフォームであり、素早いファイナリティや拡張性のあるシステムでありながら、より高い分散性を保っているのも特徴です。
BLRDは、バリデーターノード運用を通じてAvalancheブロックチェーンのパフォーマンス・セキュリティ・分散性の向上に貢献するとともに、Avalancheブロックチェーン上でゲームを配信していく予定であるとのことで、Ava Labsからブロックチェーンゲーム開発に伴う技術・マーケティング・事業開発など包括的なサポートを受けながら、Web3領域の事業を加速していくとも説明されています。
また「Avalanche Foundation」が運営する投資ファンド「Blizzard」との共同出資を含め、さまざまな協業を実施していく予定であるとも報告されています。
アバランチ(Avalanche/AVAX)はすでに日本国内の暗号資産取引所にも上場しており、記事執筆時点では以下4つの暗号資産取引所でAVAXが取り扱われています。
・OKCoinJapan(オーケーコインジャパン)
・FTX Japan(エフティーエックスジャパン)
・DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
・SBI VC Trade(SBI VCトレード)