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BINANCE:準備金証明システム「Proof of Reserves」リリース|最初はBTCから


暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2022年11月25日に、ユーザーからの預かり資産を1対1以上の準備金で保護していることを証明する「プルーフ・オブ・リザーブ(Proof of Reserves/PoR)」のシステムをリリースしたことを発表しました。

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PoR・マークルツリーなどの詳細などについても説明

BINANCE(バイナンス)は2022年11月25日に、ユーザーからの預かり資産を1対1以上の準備金で保護していることを証明する「プルーフ・オブ・リザーブ(Proof of Reserves/PoR)」のシステムをリリースしたことを発表しました。

仮想通貨業界では暗号資産取引所「FTX」で発生した流動性危機や破綻を受けて『暗号資産取引所は本当に利用者から預かった法定通貨・暗号資産を速やかに返還できる態勢整備を整えているのか』という点に注目が集まっており、現在はBINANCEなどを含む世界中の暗号資産取引所が資産管理に透明性をもたらすための取り組みを進めています。

今回リリースされた「プルーフ・オブ・リザーブ(Proof of Reserves/PoR)」は、そのようなユーザー資産保護・準備金などの仕組みの透明性を高めるためのシステムであり、BINANCEは「マークルツリー」と呼ばれるデータ構造を構築して実装することによって、人々がプラットフォーム内で自分の資産を検証できるようにしています。

BINANCEで検証可能な暗号資産は記事執筆時点でビットコイン(BTC)のみとなっているものの、近い将来には「ETH・USDT・USDC・BUSD・BNB」などといった他のトークンやネットワークも追加される予定だと説明されています。


なお、日本時間2022年11月23日08:59時点におけるBINANCEの準備金状況については、顧客の純残高が「575,742.4228 BTC」であるのに対して、オンチェーンリザーブで「582,485.9302 BTC」の資産が確保されていると報告されています。

また、今回の発表では「今後の計画」として以下3点の取り組みが予定されていることも説明されており、別のBINANCE公式ページでは「Proof of Reserves」や「マークルツリー」についての詳細説明なども行われています。

【BINANCE:PoRに関する今後の計画】

>>「BINANCE」の公式発表はこちら
>>「Proof of Reserves」の詳細はこちら
>>「マークルツリー」の詳細はこちら