9月に「ADA・SOL・MATIC」の取扱いを終了
仮想通貨対応の次世代金融アプリを展開しているRevolut(レボリュート)が、米国居住者向けサービスでカルダノ(ADA)・ソラナ(SOL)・ポリゴン(MATIC)を上場廃止にする予定であることが明らかになりました。
今回の上場廃止は米国の顧客向けの通知で明らかにされたとのことで、米国証券取引委員会(SEC)がADA・SOL・MATICを”未登録の有価証券”に分類したことが上場廃止の要因になっていると報告されています。
具体的には、米国居住者向けのサービスで2023年9月にADA・SOL・MATICの取扱いが終了することになるとのことで、これらの3銘柄の購入機能は直ちに終了すると伝えられています。
2023年9月18日まではこれらのトークンを保有・売却することができるものの、期日以降も保有されていたADA・SOL・MATICは売却時の市場価格で自動的に売却され、それによって得られた米ドルが対象者のアカウントに入金されることになるとのことです。
米国以外の地域では引き続きサポート
ただし、今回の上場廃止は米国向けサービス限定での措置であり、米国以外の地域では引き続きADA・SOL・MATICがサポートされ続けるとも説明されています。
なお、Revolutは欧州経済圏と英国で115種類ほどの暗号資産をサポートしており、米国では33種類ほどの暗号資産をサポートしていると伝えられています。
米SECがADA・SOL・MATICを未登録の有価証券として名指しした後には、米国居住者向けにサービスを提供している複数の企業がこれらの暗号資産の上場廃止を発表しており、これまでには「Robinhood・eToro・Bakkt」などもADA・SOL・MATICの上場廃止を発表しています。
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