仮想通貨購入で「PayPal」が利用可能に
仮想通貨を安全に保管・管理できるハードウェアウォレットを展開している「Ledger」は2023年8月16日に、決済大手「PayPal」と提携して、PayPalで仮想通貨を購入できるようにしたことを発表しました。
Ledger(レジャー)では、様々な暗号資産を保管・購入・管理することができる専用アプリ「Ledger Live」が提供されていますが、今回の提携によってLedger Liveでの仮想通貨購入時に「PayPal」を利用することができるようになっています。
購入可能な仮想通貨としては「BTC・ETH・BCH・LTC」の4銘柄が挙げられており、購入した仮想通貨はLedgerのハードウェアウォレットに自動送金されると説明されています。
今回の新機能は「暗号資産の利便性とセキュリティを向上させる」という同社の使命を達成するためのステップであるとのことで、具体的には以下のような簡単な手順で仮想通貨を購入できるとされています。
- Ledger Liveを開いて「購入」に移動
- 通貨を選択して、購入したい金額を入力
- 国を指定する(現在は米国のみに限定)
- 希望する支払い方法で「PayPal」を選択
- PayPalにリダイレクトされたら、ログインして取引を確認
- 取引が確認されると、暗号資産がLedgerデバイスに自動送信される
私たちのミッションは「大事なデジタル資産の利便性とセキュリティを高めること」です。
この使命を達成するために、PayPalをLedger Liveに統合しました。
これによって、PayPalを使用して仮想通貨を購入し、自分で保管できるようになりました。
PayPalを用いた仮想通貨購入機能は、記事執筆時点で米国ユーザーのみが利用できるとのことですが、公式発表内では「現在は米国に限定」と書かれているため、将来的には提供範囲が他の地域にも拡大される可能性があると期待されます。
Ledgerは提供するサービスや商品の拡充を続けており、昨年12月には”湾曲型のタッチスクリーン”を採用した新型デバイス「Ledger Stax」も発表されています。
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