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全国1,000台のサイネージ型自販機でNFT販売へ「24karat × AIICO」が2月からサービス提供

自販機を通じたNFT販売サービス提供へ

24karat株式会社は2023年12月22日に、利用総数13万人を超える「24karat ウォレット」とサイネージ型自販機「AIICO」の連携を通じて、自動販売機でNFTを販売するサービス『TOKEN SPOT』を2024年2月から開始することを発表しました。

このサービスでは、全国に配置された最大約1,000台のサイネージ型IoT自販機「AIICO」を通じてNFTが販売されるとのことで、月間延べ人数1億人以上にアプローチできるとも報告されています。

サイネージ型自販機とWEBウォレットの連携によって、ユーザーはより手軽にNFTを購入することが可能で、『人気コンテンツだけでなく新規プロジェクトも含めてプレミアムなNFTだけを販売する』と説明されています。

今回の発表では「販売コンテンツの募集を正式に開始したこと」も報告されており、第1弾の販売は既に決定、2024年2月からはテスト販売を開始すると説明されています。具体的なサービスの特徴としては以下のような点が挙げられています。

(画像:24karat株式会社)

自動販売機は様々な場所に設置

NFTを販売する自動販売機は、トラフィック量の多い場所だけでなく、IPコンテンツへの興味感心の強いユーザーが集まる場所にも配置。具体的には「ターミナル駅・大型商業施設・ゲームセンター・ネットカフェ・飲食店・大型小売店」などを含めた様々な場所で自販機が展開される。

ターゲット像を的確に捕捉

「流行のIPへの出費が大きい親子世代・デジタルネイティブでタイパ重視なZ世代・モノ消費より体験価値を重視するミレニアル世代」など、NFTのポテンシャルユーザーとなるターゲット像を的確に捕捉。

発見から購入まで最短30秒

ユーザーが自販機で好みのコンテンツに遭遇しすぐに購入できるよう、煩わしいアプリダウンロードなどの中間アクションを経ることなく、WEBアプリ上でNFTミントを完結させてウォレットに格納し、より簡単・手軽にNFTをユーザーの手元へ届ける。

(画像:24karat株式会社)

わかりやすい言葉でNFTを表現

同サービスが対象とするライトユーザーはNFTを触れたことがないケースも多いため、NFT販売時にはストレートにNFTを体験してもらうために「NFT」という言葉はなるべく使わず「世界であなただけのデジタルコンテンツ」と表現する。

自己管理型ウォレットへの移転もサポート

二次流通させたいクリエイターには、アプリ上から「メタマスク」や「blocto」へNFTを移転させるためのユーザー導線も提供されるため、移転を通じたマーケットプレイスでの二次販売も可能。

2023年7月には実証実験も実施

2023年7月には、サイネージ型IoT自販機でNFT/景品の配布を行う実証実験も実施。

今後の展開について

24karatは、今回の取り組みは「多くの新規ユーザーに訴求でき、オンラインとオフラインを融合したチャネルでユーザーに多様な表現とより手に取りやすい接点を提供できること」が強みだと説明しており、今後はサイネージエフェクトとオンラインコミュティの組み合わせをさらに強化し、ユーザーを巻き込みながらクリエイティブな体験を創出していくとコメントしています。

具体的な今後の取り組みとしては以下の3点が挙げられています。

『AIICO』のオンラインコミュニティ開設

『AIICO』のオンラインコミュニティを開設予定。マップと紐づいた自動販売機の購入体験の投稿などの活動をトークンで可視化・活性化。トークンの保有状況に応じた限定キャンペーンなどを追加で実施することで自動販売機での購入体験自体のファン化を図る。

『AIICO』の設置箇所をさらに拡大

現在、全国約1000箇所に設置されている『AIICO』のさらなる設置拡大を予定。

新規NFTプロジェクトの参入を強力に支援

サッポロビールやテレビ朝日などのナショナルクライアントのNFT展開をサポートしてきたチームがマーケティングパートナーとなり、新規NFTプロジェクトの参入を支援する。

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24karat発表