2024年4月28日〜2024年5月4日にかけて紹介した暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
バイナンスジャパン「日本円取引ペア」を拡充
Binance Japan(バイナンスジャパン)は2024年4月30日に、同社が提供している現物取引サービスで新たに「4種類の日本円建て取引ペア」を追加しました。
30日には、ワシントン州西地区連邦地方裁判所の判事がバイナンスの創業者・前CEOであるジャオ・チャンポン(CZ)氏に対して「懲役4ヶ月」の判決を下したことも報告されています。
香港取引所に「BTC&ETHの現物ETF」が上場
香港証券取引所で2024年4月30日に上場セレモニーが開催され、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETFが上場したことが明らかになりました。
最近では、米国の現物ビットコインETFで3億ドル(約459億円)ほどの資金流出が記録されたことも報告されていましたが、世界最大の資産運用会社であるブラックロックは「政府系ファンドや年金基金のビットコインETF参入」を予想しているとも伝えられています。
ブロック社「今後は毎月ビットコインを購入」
Twitterの共同創業者としても知られるジャック・ドーシー氏が率いるフィンテック企業Block(ブロック)は2024年5月2日に、ビットコイン(BTC)関連製品から得られた粗利益の10%を毎月ビットコインの購入に充てることを発表しました。
最近では、ビットコインを購入し続けていることでも知られる「MicroStrategy」から、ビットコイン上で分散型ID(DID)アプリケーションを構築するための企業向けプラットフォーム「MicroStrategy Orange」も発表されています。
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Shibarium「大型アップグレード」を実施
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)チームは2024年5月2日に、SHIB関連のレイヤー2である「Shibarium」の大型アップグレード作業を開始しました。
仮想通貨SHIBに関してはXで6万人以上のフォロワーを有する著名アナリストから『SHIBは日足チャートで強気フラッグを形成している』との報告もなされています。
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MoonPay「PayPal用いた仮想通貨購入」が可能に
仮想通貨を手軽に売買できるようにするための決済インフラを展開しているMoonPay(ムーンペイ)は2024年5月2日に、決済大手PayPal(ペイパル)と提携して「PayPalアカウントで仮想通貨を購入できる機能」を導入したことを発表しました。
今回のPayPal統合によって、対象地域に住むPayPalユーザーは、PayPalアカウントを通じて「ADA・SHIB・DOGE」などを含む110種類以上のトークンを購入できるようになったと報告されています。
グーグルクラウド「Web3ポータル」公開
Google Cloud(グーグルクラウド)は2024年4月25日に、Google Cloudにおける全てのWeb3関連情報を集約した「Web3ポータル」を公開したことを発表しました。
このサイトでは、様々なブロックチェーンの開発者向けツールを見つけることができる他、イーサリアムのテストネットで利用できる「テスト用ETH」を請求するためのフォーセット(蛇口)も用意されており、Web3について学ぶための各種コンテンツも提供されています。
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ビットコインに関する複数の価格予想
米国の資産運用会社ARK InvestmentのCEOであるキャシー・ウッド氏が、ビットコイン(BTC)の価格予想を引き上げて「BTC価格は2030年までに380万ドル(約5億8,200万円)まで上昇する可能性がある」との予想を示したことが明らかになりました。
最近では、ビットコインのさらなる下落を予想する意見も出ていましたが、著名アナリスト・トレーダーのCryptoBullet氏からは『BTC価格が49,000ドル~52,000ドル(約764万円〜811万円)を超えている限り心配する必要はない』との意見も語られています。