マイクロストラテジー:ビットコインの分散型IDプラットフォーム「MicroStrategy Orange」を発表
ビットコイン基盤DIDアプリのためのプラットフォーム
ビットコイン(BTC)を購入し続けていることでも知られる「MicroStrategy」は、ビットコイン上で分散型ID(DID)アプリケーションを構築するための企業向けプラットフォーム「MicroStrategy Orange」を発表した。
このプラットフォームは「MicroStrategy World: Bitcoin for Corporations 2024」というイベントの中で発表されたもので、Bitcoin Magazineからも以下のように報告されている。
JUST IN: MicroStrategy launches an enterprise platform for building decentralized identity applications on #Bitcoin — MicroStrategy Orange 👀 pic.twitter.com/P5PXz80kSD
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) May 1, 2024
速報:マイクロストラテジーがビットコイン上で分散型IDアプリケーションを構築するための企業向けプラットフォーム「MicroStrategy Orange」を発表👀
MicroStrategy Orangeとは?
MicroStrategy Orange(マイクロストラテジー・オレンジ)は「サービス・SDK・アプリ」という3つの基本的な要素で構成される分散型IDプラットフォームとなっている。
中心となるのは組織内のユーザーに識別子を発行できるようにするホスト型のサービスクラウドであり、このプラットフォームによって、組織はビットコインのブロックチェーンを活用した分散型IDアプリケーションを使用・管理できるようになる。
開発者は「Orange SDK」を用いて分散型ID機能をアプリやサービスに統合することが可能で、パッケージ化されたアプリケーションを展開することもできるようになる。
Githubで公開されている非公式草案によると、Orangeはビットコインのインスクリプション(碑文)を活用したものであるとされている。
具体的なユースケースとしては以下のようなものが挙げられていて、「ブルーの公式認証マークの代わりに、世界標準のオレンジ認証マークをつければ良いのではないか?」と提案されている。
- ビットコイン・アプリケーション
- メッセージ・プラットフォーム
- Eコマースアプリ
- エンタープライズ・アプリケーション
- SNSネットワーク
- フィンテック・アプリケーション
また、MicroStrategyはビットコイン基盤の分散型IDを「学位・コース認定書・医療記録」などといった様々な資格情報と統合することも計画しているとのことで、これによって興味深い活用方法が数多く誕生すると期待されている。
こちらの記事もあわせてどうぞ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース
Polygon:仮想通貨POLへのアップグレードを含む「3つの改善提案」を発表
新ブロックチェーン「Binance Smart Chain」のホワイトペーパー公開
カルダノ初の自動車プロジェクト「eTukTuk」が登場|充電ステーションを展開
SQUARE ENIX:NFTシール「資産性ミリオンアーサー」のゲームコンテンツ提供開始
チリーズ(Chiliz/CHZ)を購入/売却できる「日本国内の暗号資産取引所」一覧
CoinBest(コインベスト)「iPhone版の暗号資産取引アプリ」提供開始
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧