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仮想通貨ニュース週間まとめ|7月1日〜7日

2018年7月1日〜7日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

John McAfeeがHitBITに宣戦布告

ジョン・マカフィー(John McAfee)氏は先日、毒を盛られたことによって死亡寸前とまで言われていたにも関わらず、復帰後わずか数日で新たな戦いに挑んでいます。

ブロックチェーン技術による”真の分散型社会”への移行を望むマカフィー氏は、今の市場モデルは現在進行中の革命が、”中央集権型取引所(CEX)”によって制御されていると批判し、従来の銀行や政府に癒着する仮想通貨取引所に対して宣戦布告しています。

彼は『分散型取引所の波は、政府や規制当局でも決して止めることはできない』と語っています。

ビットコインキャッシュが使えるお店

ビットコインキャッシュ(BCH)が使えるお店は世界中で増えています。

ビットコイン決済が可能なラグジュアリー・オンラインショップやアプリを提供している「FANCY」は、新たにBCHに対応するとともに、仮想通貨で商品を購入したユーザーに対して割引を適用することも計画しています。

同社が予定している計画では、BTCやBCHで支払いを行う場合に、割引コード「crypto」を入力するだけで、3%の割引が適用される予定となっています。

Ford Mustang(フォード・マスタング)を中心としたカスタム車の製造・販売店である「Classic Recreations(クラシック・レクリエーション)」は、ビットコインキャッシュだけでなく、イーサリアム(ETH)ライトコイン(LTC)などの複数の仮想通貨決済を受け入れています。

Ford社から”特定のマスタングモデルの新しいバージョン”を構築することを認可されている同社は、これらのモデルを”複製品”ではなく”継続モデル”として販売しています。

Fordから認可を受けたクラシック・レクリエーション

CARDANOパートナーシップ

カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)の開発者として知られるチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏は、プロジェクトの普及に取り組むとともに、複数の企業や団体との協力関係を築いています。

ホスキンソン氏は6月26日、トロン(TRON/TRX)創業者であるジャスティン・サン(Justin Sun)氏に対して「Ethereum Java」の使用をやめて、CARDANOの「Mantis」を使用することを提案しました。これに対してTRON側が実際にこの案を受け入れるかどうかは定かではありませんが、この予想外の協力関係には大きな注目が集まっています。

ジャスティン・サン氏の回答はこちらから

また、先月Gppgle(グーグル)からの招待状を受けていたホスキンソン氏とIOHKのメンバーは、5月15日にグーグルのロンドンオフィスを訪ねて、カルダノやエイダコインの未来について解説し、複数の質問に答えています。

ビットコインの価格予想

ビットコイン(BTC)の価格予想を行なう金融関係者は依然として強気な姿勢を見せています。

「ADVFN」のCEOであるClem Chambers(クレム・チェンバース)氏は、Bitcoinの価格は一度今よりも”さらに価格が下がる”と警告しながらも「最終的には1,100万円に達する可能性は非常に高い」という予想を語っています。

仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)の共同創設者であるArthur Hayes(アーサー・ヘイズ)氏も同様に価格が今後も上昇すると語っており、「ビットコインの価格は年末までに約5万ドル(約550万円)に達する」と予測しています。

ブロックチェーン×知的財産保護

ブロックチェーン技術は知的財産を保護するために最適な技術と言えます。

F1世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)氏は、画像・映像コンテンツなどを保護し管理することができるプラットフォームとして以前から注目されていた『KODAKOne』のブロックチェーン上に、彼自身のデジタルライブラリ全体を移行することを決定しました。

近日公開予定のアロンソ氏のファンサイトでは、お気に入りのF1ドライバーの写真やビデオをアップロードして登録・保護するだけでなく、場合によっては報酬を受けることもできます。

中国のGoogleとして知られる大手検索エンジン「百度(Baidu/バイドゥ)」も、知的財産権の保護を目指した分散型ストックフォトサービスである「Totem」のブロックチェーンレイアウトやリワード(報酬)プラグラムに関する詳細情報を公開する会議の開催を7月18日に予定しています。

Baiduの人工知能(AI)技術は、重複や違反を検出して画像のデータの知的財産権を保護するための役割を担うことができます。

BaiduのストックフォトサービスTotemの記事はこちら