フェルナンド・アロンソ「KODAK」のブロックチェーンで全データ管理へ

by BITTIMES

F1世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)氏は、画像・映像コンテンツなどを保護し管理することができるプラットフォーム『KODAKOne』に大きな期待を寄せています。このサービスの開発を行う『WENN Digital Inc』と提携した彼は、自身のデジタルライブラリ全体をこのブロックチェーン上に移行することを決定しました。

KODAKOneとは

KODAKOne

KODAKOneのプラットフォームは、写真や映像などのコンテンツとその著作権を、ブロックチェーン技術を活用して『暗号化されたデジタル元帳』として管理します。写真家は自らの作品をここに登録することによって、このプラットフォーム内でライセンスを供与することができるようになります。

またこのサービスでは『KODAKCoin』という仮想通貨を利用して、プラットフォーム内でデータの売買なども行うことができます。

KODAKCoinを使用する写真家は、作品を販売した直後にライセンス料を受け取ることができるため、プロ、アマチュアを問わずにブロックチェーン技術で保護された安全かつ安心なプラットフォームで自分の作品を販売することができます。また、画像の無断利用を追跡することもできるようになっているため、自身の作品が不正に使用されるのを防ぐこともできます。

KODAKOneプラットフォームは、KODAKOneシステムに登録された画像の知的財産権を保護するための監視も行う設計となっているため、非合法的な使用を行うWebサイトを絶え間なくスキャンします。ライセンスなしでの使用が発見された場合には、効率的にライセンス関連処理を行い、写真家が正当な支払いを受けられるようにもしてくれます。

ブロックチェーン管理の魅力

今回の提携によって、フェルナンド氏のファンサイトでも『KODAKOne』のサービスが利用できるようになります。近日公開予定の新しいサービスでは、お気に入りのF1ドライバーの写真やビデオをアップロードして登録・保護するだけでなく、場合によっては報酬を受けることもできます。

フランスのル・マンで開催されたル・マン24時間レースで優勝したアロンソ氏は、「KODAKOneの革新的なサービスや、そのプロジェクトに協力できることを非常に嬉しく思っている」ことを語っています。

「F1やWECのような大規模イベントなどで撮影された私たちの走りは、コンテンツ配信によって世界中のさまざまなチャンネルで生きています。」

「私は、ファンやプロのフォトグラファーに創造性と報酬を与えることができることや、彼らが作り出すコンテンツを単一のプラットフォームで保護できることを非常に嬉しく思ってます。」

KODAKCoin取引と報酬制度

WENN Digitalの最高執行責任者であるベネディクト・ドゥナニー(Benedikt Dohnanyi)氏は、CCNに対して「このパートナーシップは、ファンがレーシングドライバーの写真やデジタルメディアを共有して報酬を得ることができる"革新的なもの"である」と説明しています。

あなたが想像しているように、フェルナンド・アロンソは毎年何十万もの写真やビデオを撮っています。そしてこれまでは、それらの写真やビデオが"どこに行き着いたのか"を追跡する方法はありませんでした。しかしKODAKOneにアクセスすることで、彼は自分の画像とビデオがすべて1か所で保護されていることを知り、心の安らぎを得ることができます。

また、このパートナーシップによって、Alonsoのファンは自分たちが撮影した写真やビデオを共有することで、特定の場合に報酬を得ることができます。例えば誰かがレースでスタンドからアロンソの写真をスナップするとしましょう。KODAKOneプラットフォームが公開されると、その写真をプラットフォーム上に置くことで、その写真に即座に著作権を与えることができます。

さらに、Alonsoと協力してKODAKOneプラットフォーム上のエコシステムを構築し、最終的にはさまざまなサービスやコミュニティとの繋がり、そしてこのエコシステム内の製品にその報酬を使用できるようにします。

これに続けてドゥナニー氏は「この中核となるこの取引では、アロンソや他のスポーツ選手にとって重要な2つの世界、すなわち"彼のファン"と"彼の仕事"を結びつけています。(写真家のような)他人が行った作業を援助しつつその両方の世界を保護していることは、これらの取引を非常にユニークなものにしている」と付け加えています。

またドゥナニー氏はCCNに対して「WENNはベータ版公開プログラムを通じて2018年末〜2019年初めまでは、KODAKCoinを導入することも計画している」ことも明かしており、「プラットフォームのサービスに興味を持っている多くの人々とすでに話し合いが行われている」とも語っています。

近い将来には、さらなる詳細とより魅力的なパートナーシップなども発表されるとのことなので、新たな発表を楽しみにしておきましょう。

ブロックチェーンの技術は、デジタルデータの管理だけでなく、物理的な商品の透明性を高めることなどにも利用されています。物流プロセスへの活用事例であるNoFakeTodayというプロジェクトは世の中から『海賊版』などの違法商品を失くすことを目指しています。

ブロックチェーンを活用したその他の注目プロジェクトはこちら

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