
Blockchainで知的財産権保護|Baidu「Totem」詳細情報公開が迫る
百度(Baidu/バイドゥ)は、知的財産権の保護を目指した分散型ストックフォトサービスである「Totem」のブロックチェーンレイアウトやリワード(報酬)プラグラムに関する詳細情報を公開する会議の開催を7月18日に予定しています。
Baiduのストックフォトサービス「Totem」
中国のGoogle(グーグル)として知られる大手検索エンジン「百度(Baidu/バイドゥ)」が今年4月に発表した「Totem」は、ブロックチェーンの技術を利用して画像の知的財産権を保護管理しています。彼らは画像の所有権と侵害の防止を効率化することを目指しており、ユーザーからアップロードされた画像データに個人情報とタイムスタンプを記録して、分散型のネットワーク上に画像に関連するデータを保存しています。
Baiduの人工知能(AI)技術は、重複や違反を検出して画像のデータの知的財産権を保護するための役割を担うことができます。
Totemのリワード(報酬)プログラムはプラットフォーム上のインセンティブ(報酬金)を付与するためのメカニズムとして機能し、現在はユーザーアップロードなどの特定の機能に対して公開されていますが、画像取引や同様の機能のためにさらに拡張することもできます。
写真家やデザイナー及びその他の著者は、現在はオンラインアプリケーションを提出することが奨励されており、身元確認の際に、Totemのブロックチェーンに作品をアップロードすることができます。
7月18日に開催される会議では、このTotemを通じた報酬の申請とBaiduが使用するブロックチェーンシステムの構造に関する、より詳細な情報が公開される予定となっています。
Baiduの他にも、複数のプロジェクトが過去に知的財産権や著作権などを適切に管理するためにブロックチェーン技術を活用することを発表してきました。
ブロックチェーンを著作権保護に活用したプロジェクト
Kodak(コダック)
アメリカの写真ベースの企業である「Kodak」は、「KODAKOne」と「KodakCoin」と呼ばれるブロックチェーンプラットフォームと仮想通貨を発表しています。
Totemと同様の機能を持つKODAKOneは、写真家が自分のイメージをプラットフォームに登録できるようにしており、つい先日には、F1世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)氏が、自身のデジタルライブラリ全体をこのブロックチェーン上に移行することを決定しています。
フェルナンド・アロンソ氏の記事はこちら
NoFakeToday(ノーフェイクトゥデイ)
Alibaba(アリババ)の元シニア・テクノロジー・エキスパートであるLeon Huang(レオン・フアン)氏が率いているノーフェイクトゥデイ(NoFakeToday/NFT)というプロジェクトは、世界に流通する偽造品や海賊版商品などの偽造商品関連のトラブルを無くすために、ブロックチェーンの技術を用いて、最適な解決策をあらゆるサービスを通して提供しています。
NoFakeTodayに関する詳しい解説はこちら
ブロックチェーン技術を活用してデータの管理や情報の追跡を行うプロジェクトは、分散型技術の利点を最大限に生かすことができるため、非常に注目が集まっています。今回のBaiduからの詳細発表には世界が注目しています。
ブロックチェーン技術を使ったビットコイン(BTC)などの仮想通貨を購入する際は、
各種手数料が無料の
GMOコイン
や、
仮想通貨を手軽にかしこく積立てることもできる
Zaif(ザイフ)などがおすすめです。
「Zaifコイン積立」の詳しい解説はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

最新の格安スマホなどに「ブロックチェーン関連機能」搭載の可能性:SAMSUNG

アパレル大手が「ブロックチェーン商品追跡システム」を試験導入|Vechain×ARKET

EMURGO:Cardanoステーキング採用促進に向け「Moonstake」と提携

Steve Wozniak:仮想通貨とブロックチェーンの未来を語る|米暗号サミット登壇決定

BINANCE:独自ブロックチェーン・分散型取引所(DEX)のテストネット「2月20日」公開へ

【アーティスト・俳優】ビットコイン保有額「数億円相当」の可能性がある有名人
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

暗号資産「ポルカドット(Polkadot/DOT)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

暗号資産「ステラ(Stellar/XLM)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

ステーブルコインとは?「種類・特徴・違い」などを初心者向けにわかりやすく解説

日本国内取引所「XRP関連サービス一時停止」に関する発表まとめ【随時更新】

暗号資産「テザー(Tether/USDT)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説
