仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

ビットコイン今後の動向まとめ【簡易版】

ビットコイン市場は現在混乱の極みにある。
明日の7月23日に「ビットコイン分裂が早まった」という誤解が広がっているためだ。
まず大前提として、安心していただくためにお話しておくが、「ビットコインの予測不能な分裂」に関しは「ほぼ完全に回避された」まずはこの部分について安心していただきたい。

おそらく取引所アナウンスの「7月23日に前倒ししてビットコイン取引を一時停止します。」が引き金になっていると思うが、取引所は「顧客の資産を守ること」を第一条件としているため、「万が一」にも備えなければならない。そのため「1%のリスクでも取るわけにはいかない」という原理原則から先日のアナウンスをしており、その取引所のアナウンスが必ずしも「ビットコイン分裂」とイコールではないので、まずはそこを知っておいていただきたい。

では「これからビットコインに何が起きるのか?」その部分についてお話しいきたいと思う。
まず大前提の知識がなければこれから話すことは理解しがたい文章になると思うので、もし「本当に詳しく内容を理解したい」という方は下記の記事をしっかり見届けていただきたい。

ビットコインの今後の動向【簡易版】

色々今回の一件について分かりやすく、かつ詳しく解説しているサイトは存在しているが、やはりそれでも初心者にとっては「理解しがたい」内容になっているのも事実なので、下記に「今後ビットコインに何が起きるのかを時系列で、事実のみ」を簡潔に書いたので、ぜひ参考にしていただきたい。

ー 7月21日
BIP91ロックイン(これにより8月1日のUASFは意味をなさない。ネットワーク分岐は回避)

ー 7月23日
BIP91アクティベート(Segwit(bits1)以外のブロックは無効。現状95%以上のマイングプールがシグナルを出しているので問題なし)これにより取引所は「万が一」を考え取引を一時停止。(取引データが無効になる可能性が0.1%でも存在するため)
安全策として1承認ではなく6承認をもってビットコイン取引完全確認という安全策を取るべき(BIP91オーファンリスク)

ー 8月1日
Bitcoin Cash誕生・ハードフォーク(これまでのビットコインとは全く別物である。アルトコインと判断して良い)今持っているBitcoinと同数のBitcoin Cashが配布される。(すでに海外取引所ではBitcoin Cash・BCC の取引が開始されている)
懸念されていたUASFによるソフトフォークは避けられる。(ブロックチェーン削除による取引データ消失の回避)

ー 8月中旬〜8月下旬
SegWitがロックイン(Segwit 導入に向けてのカウントダウン開始。同時期にビットコイン価格の上昇の可能性)

ー 11月中旬〜11月下旬
Segwit 2x ハードフォークの可能性。ビットコインが 2つに分岐する可能性もある。(こちらに関しては NYA の内部の動向次第)
すでにビットコインコミュニティでは、「ビットコインが分岐する」という話題は「過ぎ去った話題」であり、彼らは、「 Segwit をどうするか?」を議論しているので、ご参考までに。
今後もこの話題に関してはリアルタイムで追記していこうと考えているので追記をお待ちいただきたい。

ー 7/23追記

7月27日以降のほぼ確定した内容はこちら