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仮想通貨ニュース週間まとめ|10月21日〜27日


2018年10月21日〜27日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。今週は世界的にも有名な映画俳優ジョニー・デップ氏がパートナーシップを結んだ暗号通貨プロジェクトなどが話題となっています。

イーサリアムの「ショートポジション」大幅減少

イーサリアム(Ethereum/ETH)のショート(売り)ポジションの数がここ最近で激減していることが最近の報告で明らかになったことによって、イーサリアムの価格は底をついている可能性があるとの見方が強まっています。

仮想通貨の貸付サービスを提供しているGenesis Global Trading(ジェネシス・グローバル・トレーディング)は、ショートポジションを取るために借り入れられていたイーサリアムの未払い残高が過去6ヶ月間で42%から4%に減少したことを報告しています。

ivendPay×GoByte:仮想通貨決済自販機をアジアに

自動販売機の決済用端末の開発などに取り組んでいる「ivendPay(アイベンドペイ)」は、仮想通貨ダッシュ(DASH)に改良を加えることによって、幅広い場面で低コストな仮想通貨決済を実現している「ゴーバイト(GoByte/GBX)」と共にアジア地域に新しい仮想通貨決済自販機を導入するための取り組みを行なっています。

この自動販売機は、マレーシアイスラエルで2018年末までに実際に導入される予定となっており、音声操作などを使って実際に自販機を使用している動画もYouTube上で公開されています。

ジョニー・デップ参戦で価格高騰|TaTaTu(TTU)

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」などでも知られている映画俳優Johnny Depp(ジョニー・デップ)氏が、仮想通貨やブロックチェーン技術を用いた「オンデマンド動画配信」のプラットフォームを提供している「タタトゥ(TaTaTu/TTU)」とパートナーシップを結んだことが明らかになりました。

この発表によってタタトゥが発行する仮想通貨TTUの価格は大きく上昇しており、2018年10月28日時点でも上昇を続けています。

HTCの「ブロックチェーンスマートフォン」予約受付開始

台湾を拠点とするスマートフォン・携帯電話メーカーである「HTC」は、以前から話題となっていたブロックチェーンスマートフォン「Exodus 1」の予約注文を開始しました。

デバイスの購入に使用できるのは仮想通貨のみとなっており、製品の正式な出荷は12月を予定していると伝えられています。

ビットコイン価格予想:年内に「200万円超え」は可能

2018年も残り約2ヶ月ほどとなったものの、ビットコイン価格は依然として70万円台で推移しています。ここ最近では価格が年内に大きく上昇することはないと考える人々も増えてきていますが、ビットコイン強気派として知られるThomas Lee(トーマス・リー)氏は、現在も強気な予想を維持しています。

先日行われたインタビューの中でリー氏は、今後の値動きを予想する上で重要なのは「200日移動平均線」であると語り、BTC価格が年内に2万ドル(約223万円)を超える可能性はまだ十分あるとの考えを述べています。

リップル(XRP)でチップが送れる「スマホ向けアプリ」リリース

リップル(Ripple/XRP)を簡単な操作で送金することができるモバイル向けアプリ「XRP Tip Bot」がiOS、Android向けにリリースされました。

このアプリでは、約1,000円に相当する「20XRP」をシンプルな操作で行うことができるようになっており、個人間での送金やレストランやバーなどでチップを送る際に使用することができるようになっています。

ビットコインと連動する安定仮想通貨「WBTC」発表

ビットコインに価値が裏付けられたイーサリアムをベースとした安定仮想通貨「ラップドビットコイン(Wrapped Bitcoin/WBTC)」が2019年1月にリリースされる予定であることが明らかになりました。

WBTCは仮想通貨ウォレットカストディサービスを提供していることで知られているBitGo(ビットゴー)が開発を進めています。