ブロックチェーンゲームがPS4に初登場「Plague Hunters」2019年発売へ
イーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーション(DApps)である「Plague Hunters(プレーグハンターズ)」が、SONY(ソニー)の審査に合格したことが明らかになりました。業界初となるこのゲームは、2019年の第一四半期にプレイステーション4(PlayStation4/PS4)やNintendo switch(ニンテンドースイッチ)向けに発売される予定となっています。
こちらから読む:3D仮想世界のDAppsも「ブロックチェーン」を用いた話題のゲーム
Plague Hunters(プレーグハンターズ)とは?
イーサリアムベースの分散型アプリケーション(DApps)
Plague Hunters(プレーグハンターズ)とは、イーサリアムのブロックチェーン規格であるERC721を採用している戦略RPGゲームです。プレイヤーはハンターで構成された軍隊を率いてプレイヤー同士の対戦を行い、資産を増やすことができます。
基本的には無料でゲームをプレイすることが可能であり、その他の資産の購入やアップグレードなどには別途でコストがかかる仕様となっています。「Plague Hunters」が採用しているERC721の規格は「Non-fungible(代替不可能)」であることが特徴のトークンとなっており、ゲームのキャラクターやアイテムは唯一無二の代替不可能なトークンとなっています。
一般的な分散型アプリケーション(DApps)のように、集めたゲーム内資産を「マーケットプレイス」で交換することもできるようになっていますが、反対に「マーケットプレイス」を利用しなくてもゲームをプレイできるようにも作られています。
PlayStation4「初」のブロックチェーンゲーム
Plague Huntersは、家庭用ゲーム機向けのゲームを主に開発している「Arcade Distillery」が開発を進めており、SONYの審査にも合格しています。PlayStation4の公式トレイラーも公開されているこのゲームは「PS4で初めて正式にリリースされるブロックチェーンゲーム」として注目を集めています。
このゲームは、同社が以前すでにリリースしている「PLAGUE ROAD」というゲームの続編となっており、前作は1,000円程で購入することができます。
Nintendo switch版もリリース予定
2018年11月20日時点では、まだ制作段階であるため詳しい情報は明らかになっていませんが、発売時期については2019年第1四半期を予定していると伝えられています。
またプレイステーション4だけでなく「Nintendo switch(ニンテンドースイッチ)」やPC版もリリースされるとも報告されており、将来的には「Xbox One」やモバイルプラットフォーム向けのバージョンもリリースされる可能性があると伝えられています。
これまでのDAppsゲームはパソコンなどでしか利用することができないものばかりであったため、一般的な家庭用ゲーム機で遊ぶことができる新しいDAppsに期待が高まっています。「Plague Hunters」がPS4やNintendo switchで発売されることによって、すでに世界中で開発が進められているその他のブロックチェーンゲームが後に続く可能性は十分あると言えるでしょう。
「Plague Hunters」に関する最新情報は以下の公式サイトから確認することができます。
・「Plague Hunters」の公式サイトはこちら
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