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迫る「半減期」がビットコイン価格上昇をもたらす|転換期は5月:アナリスト予想

仮想通貨市場は現在の価格でやや安定してきており、ビットコイン(Bitcoin/BTC)も40万円前後での推移を続けています。一部では今後もさらに下落が続くという意見も出ていますが、アナリスト達は次の「半減期」への期待感などから近い将来、再び価格が急上昇するタイミングが訪れる可能性があると予想しています。

ビットコイン上昇開始まで「あと4ヶ月」

人気の仮想通貨アナリストである「@MoonOverlord」は、過去のデータから考えるとビットコイン(BTC)の価格上昇は半減期の約1年前から始まっているため、次の価格上昇は今年の5月頃から始まる可能性があると語っています。


ビットコインの伝統からすると、平均して半減期の約1年前から上昇が始まっています。

次の半減期は2020年5月と推定されるため、上昇トレンドは今年の5月から始まると考えられます。

この場合、最低価格でBTCを購入できる期間は残り数ヶ月しか残されていないと言えます。

Moon Overlord氏が投稿している画像では、緑のラインが「上昇トレンドの始まり」を示しており、赤のラインが「ビットコインの半減期」を示しています。同氏の予想では次の上昇トレンドのスタートラインは2019年5月27日、半減期は2020年5月11日に設定されています。

また、この理論では価格上昇が始まる5月まで前後までは「ほぼ横ばい」の状態が続くと予測されており「上昇開始ポイント」の価格は現在価格よりもわずかに低いラインに設定されています。

「2015年と2019年の価格推移」に見える類似点

別のアナリストである「@galaxybtc」は「2015年の価格推移」と「現在の価格推移」に類似点を見つけ出したことを報告しており、過去の歴史が再び繰り返されるのであれば「2019年中頃には再び回復の兆しが見え始める」との予想を語っています。


「未来は、過去の研究の中にあります」

私たちは2015年の弱気市場が終わりを迎えた420日目に近づいてきています。もし歴史が繰り返されるのであれば、2019年中頃から始まる「数ヶ月間の積み立て期間」と「新しい強気相場」に向かっています。

同氏が掲載している画像では、2014年〜2015年にかけて「420日間の弱気相場」が続いたことが示されています。しかしその後は「数ヶ月間の積み立て期間」で横ばいの状態が継続した後に「826日間の強気相場」が訪れています。

この予想が正しければ、近い将来には「数ヶ月の積み立て期間」を迎え、2019年後半には再び強気相場が始まり、2022年頃まで「強気相場」が続くことになります。

これら2つの予想はどちらも過去の歴史に基づいたものであり、”もし歴史が繰り返されるのであれば”という条件付きではあるものの、どちらもビットコインの「新しいトレンド」が始まる時期に関しては、2019年中頃であることを示しています。

価格回復後に最高値を更新するには「11年ほどかかる可能性がある」と行った意見も出ていますが、現在のビットコイン価格が「底値に近い」という点では多くの専門家の間で意見が一致しています。

2019年1月27日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、2018年12月16日に36万円近くまで下落して以降は横ばいの状態が続いており、2019年1月27日時点では「1BTC=397,165円」で取引されています。

2018年10月29日〜2019年1月27日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)