人工知能(AI)やブロックチェーンの技術を用いた”未来予測プラットフォーム”の開発を行なっているEndor(エンドール)社は、ビッグデータに基づいてユーザーからの質問に回答することができるブロックチェーンツール「ENDOR Protcol(エンドール・プロトコル)」をリリースしたことを発表しました。
こちらから読む:AIを用いた未来予測プラットフォーム「Endor Protcol/EDR」とは?
エンドール・プロトコル(EDR)ついに始動!
本日「Endor Protocol」をリリースできることを大変嬉しく思います!!!
私たちのビジョンを実現することは、Endorにとって重要な節目であり、予想よりも早くこの目標に到達した私たちのチームを非常に誇りに思っています。
Endorが提供するプラットフォームは、ユーザーからの複雑な質問に対して、高い精度を誇る予測結果を数分で提供できる「世界初の自動セルフサービス型予測プラットフォーム」となっています。具体的には「将来の株価/今後の天気/これから流行するファッション」などのような”未来”に関する情報を人工知能の力を使って予測できるようになっています。
そのためこのプラットフォームを活用する企業は「自社がこれからどのような企業に投資をするべきか?」「将来のためにどのような対策を行う必要があるか?」といった様々な質問を投げかけ、その答えを得ることができます。
「コカ・コーラ」とも協力する期待のプロジェクト
Endorプロジェクトは、
・Coca-Cola(コカ・コーラ)
・MasterCard(マスターカード)
・Walmart(ウォルマート)
などをはじめとする世界的に有名な大企業との協力によって進められていることなどでも、以前から注目を集めていました。
また、同社は独自トークンである仮想通貨EDRも発行しており、現在は、
・BITTREX(ビットトレックス)
・Kucoin(クーコイン)
・Upbit(アップビット)
などをはじめとする複数の仮想通貨取引所で交換可能となっています。
長い間待ち望まれていた「Endor Protcol」が正式にリリースされたことによって、今後は同社の認知度も大きく高まっていくことが予想されます。
最先端技術「民主化」への重要なステップ
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の発案者でありながら、EndorのアドバイザーでもあるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、Endorのプラットフォームは、人工知能(AI)やデータサイエンスなどの大企業に独占されていた最先端技術を誰でも利用できるようにするための重要なステップになると説明しています。
Endorのプラットフォームは「AIを基盤としたビジネス予測」をスケーラブルにし、人々に利用しやすいものにします。
このような高度なテクノロジーはこれまでは大企業しか利用することができなかったため、EndorのプラットフォームはAIやデータサイエンスへのアクセスを民主化するための重要なステップとなります。
プロトコル立ち上げの初期段階で利用可能なデータには、EDRトークンを通じて利用可能になるERC-20とイーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーンデータが含まれると伝えられており、将来的には高品質なデータを確保するためにEndorによる完全なレビューを受けて、一部のデータパートナーがエコシステムに追加される予定だと伝えられています。
仮想通貨市場の大幅な回復と共に正式に開始された「Endorプロジェクト」は、2019年に特に注目の集まるプロジェクトの一つであると言えるでしょう。
Endorに関する詳しい情報は以下の公式サイトをどうぞ
>「Endor」の公式サイトはこちら
2019年4月5日|エンドール(Endor/EDR)の価格
エンドール・プロトコル(Endor Protocol/EDR)の価格は、今年の1月末に3円台まで下落して以降は横ばいの状態が続いており、2019年4月5日時点では「1EDR=3.36円」で取引されています。今回の発表による大幅な価格変動は今のところは確認されていません。