Charles Hoskinson:人工知能(AI)を用いた未来予測プロジェクト「Endor」に参加
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の発案者であり、イーサリアム(Ethereum/ETH)の共同設立者でもあるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏が、ブロックチェーン技術と人工知能(AI)を用いた予測分析会社エンドール(Endor/EDR)に参加する予定であることが2019年2月4日に明らかになりました。
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未来予測を多くの人々に|Endor
エンドール(Endor/EDR)は、ブロックチェーン技術や人口知能(AI)を基盤とした予測分析プラットフォームを開発しているイスラエルの企業です。2014年に設立された同社はトークンプレセールで4,500万ドル(約50億円)を調達しており、
・Coca-Cola(コカ・コーラ)
・Walmart(ウォルマート)
・Mastercard(マスターカード)
などの大手企業と協力してプロジェクトに取り組んでいます、
Endor社が開発を進めている未来予測のプラットフォームは「Endor.coinプロトコル」と呼ばれるものであり、最先端の情報科学技術を一般企業や個人でも利用できるのが最大の特徴です。
「未来予測のプラットフォーム」とは、膨大なデータを分析することによって、将来的に起こる可能性の兆候を事前に高い精度で予測するための、様々なサービスを支える基盤となるものです。Endor社は、現在約500社の大手企業の独占状態となっている情報科学の分野を民主化することを目的としており、ユーザーからの複雑な質問に対して、高品質な予測結果を数分で提供することができる世界初の「自動セルフサービス型予測プラットフォーム」の開発に取り組んでいます。
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新たな「戦略的プロジェクト」を主導
Cointelegraph(コインテレグラフ)の情報によると、ホスキンソン氏はEndor社に上級顧問として参加し、
・仮想通貨業界
・分散化
・ブロックチェーン戦略
に関する指導と助言を行うと説明されています。また、詳細は明らかにされていないものの、ホスキンソン氏は新しい戦略的プロジェクトを主導する予定であるとも伝えられています。
Cointelegraphは、プレスリリースの中で「Endor」のCEO兼共同設立者であるYaniv Altshuler(ヤニブ・アルトシュラー)氏は「Cardano」や「Ethereum」に関する研究を通して培われたホスキンソン氏の専門知識を強調していると説明しており、今後のプロジェクトにホスキンソン氏が関与することについても概説されていると報じています。
ホスキンソン氏は最近、仮想通貨市場が2017年の最高値を突破するには『11年かかる可能性がある』と語っており、その時には"今とは全く違うエコシステム"になっていると語っています。さらに同氏は、今後の仮想通貨業界を発展させるためには機関投資家の参入を促し、より安定した市場を作っていくことが重要であるとも語っています。
天才数学者としても知られるホスキンソン氏が加わるEndor社がこれから展開していく新たなプロジェクトには期待が高まります。
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2019年2月5日|エンドール(Endor/EDR)の価格
エンドールプロコトル(Endor Protocol Token/EDR)の価格は、過去30日間に渡って4円前後での推移を続けています。今回の報道による大きな価格変動は見られておらず、2019年2月5日時点のEDR価格は「1EDR=3.27円」となっています。