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レアルマドリード:ブロックチェーン基盤のグッズ交換アプリ「Fantastec SWAP」に参加


スペインの有名なサッカークラブである「Real Madrid(レアル・マドリード)」は、ブロックチェーン技術を用いたデジタルフットボールグッズのコレクションアプリである「Fantastec SWAP(ファンタステック・スワップ)」に参加しました。これにより、レアル・マドリードのファンの人々はBlockchain上で保護された「選手のサイン」や「独占動画」などを収集・交換することが可能になります。

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Fantastec SWAP(ファンタステック・スワップ)とは

Fantastec SWAP(ファンタスティック・スワップ)とは、イギリスを拠点とするFantastec社が運営しているデジタルサッカーグッズのコレクションアプリです。公式サイトの情報によると、このアプリはブロックチェーンの分野では最初に正式なライセンスを受けたサッカーグッズのコレクションアプリだとされています。

iOS・Android端末向けにリリースされているこのアプリは、
・ソーシャルネットワーキング
・トレーディンググッズ
・プレイヤーの統計データ
・限定コンテンツ
・本物のサイン
といった様々なサービスを提供しています。

アプリ上で受け取ることができるこれらのデジタルグッズの情報はブロックチェーン上に記録されるため、グッズの所有者は自分が持つ各グッズが本物であることを証明することができます。

レアル・マドリードとの提携で3チーム目

Fantastec SWAPは、ドイツのサッカークラブである「Borussia Dortmund(ボルシア・ドルトムント)」や、イングランドのサッカークラブ「Arsenal(アーセナル)」とも契約を結んでいるため、Real Madrid(レアル・マドリード)は3チーム目の提携先ということになります。

Real Madrid(レアル・マドリード)は、スペインのマドリードをホームタウンとするサッカークラブであり、スペイン国内のプロサッカーリーグであるリーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオンに所属しています。

同リーグで33回の最多優勝記録を持っているレアル・マドリードは「UEFAチャンピオンズカップ」および「UEFAチャンピオンズリーグ」において歴代最多となる計13回の欧州制覇を成し遂げ、さらには「ラ・ペケーニャ・コパ・デル・ムンド」や「インターコンチネンタルカップ」および「FIFAクラブワールドカップ」においても歴代最多となる合計9回の世界一を達成している有名なサッカークラブでもあります。

「選手のサイン」や「独占動画」の収集・交換が可能に

今回の提携によって、レアル・マドリードのファンの人々は「Fantastec SWAP」のプラットフォーム上で選手たちのサインや独占動画コンテンツなどを収集したり交換したりできるようになります。これらのデジタルグッズは「価値のあるデータ」としてブロックチェーン上に記録されるため、偽造品などに騙される心配もありません。

Fantastecの製品開発パートナーであるSimon Woolard氏は、同社が着実に成長を続けているということを次のように語っています。

Fantastecのメンバーは非常に野心的であり「今後数年間でスポーツやファンコミュニティがどのように進化していくのか」という明確なビジョンを持っています。私たちが提供するそれぞれの製品は、ファンの行動や欲求について深く学ぶのに役立ちます。

同社は素晴らしいコネクションと幅広い経験を有しているため、世界中のクラブや団体としっかりとした関係を構築し続けています。

スポーツ業界では、ブロックチェーン技術を用いてグッズを管理したり、ファンとチームの交流を深める動きが強まってきています。世界的に有名なサッカークラブであるレアル・マドリードが新たに「Fantastec SWAP」のプラットフォームに参加したことによって、このようなプロジェクトに参加するチームはさらに増えていくことになるでしょう。

>>「Fantastec SWAP」の公式サイトはこちら