
Bakkt:暗号資産「100種類以上」扱うカストディ企業を買収|先物提供に向けチーム強化
仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt(バックト)」は、暗号資産のカストディサービスを提供する企業「Digital Asset Custody Company(DACC)」を買収したことを2019年4月30日に発表しました。
こちらから読む:ワシントン州、ブロックチェーンの"法的有効性"を認可「国際ニュース」
Bakkt(バックト)が買収を発表した「デジタル・アセット・カストディ・カンパニー(Digital Asset Custody Company/DACC)」は、顧客資産を安全に保管し、元利金・配当金の代理受領、運用資産の受渡し決済、運用成績の管理などを行う「カストディ」と呼ばれる業務を行なっている企業です。
コールドウォレットを24時間セキュリティガード付きで厳重に管理しているDACCは、13種類のブロックチェーンと100種類以上の仮想通貨に対応しており、Bakktはこの基盤を自社のカストディサービスに活用していくことを予定しています。今回の買収によってDACCのチームメンバー全てがBakktに入社することになるため、Bakktの開発メンバーはさらに強化されることになると予想されます。
Bakktは「現物受け渡しのビットコイン先物取引」を提供するための努力を続けていますが、仮想通貨の保管方法などに対する懸念から米商品先物取引委員会(CFTC)による承認を受けることができていませんでした。現物受け渡しのビットコイン先物取引は、先物の指定受渡日にビットコインの現物を投資家に渡す金融商品となっているため、シカゴオプション取引所(CBOE)と米シカゴ先物市場(CME)が提供しているビットコイン先物とは異なるものとなります。
今月19日にはBakktがこのような懸念を和らげるために、ニューヨーク州の金融規制当局から仮想通貨事業を行うための免許である「Bit License(ビットライセンス)」の取得を検討しているということも明らかにされています。
DACCのチームメンバーを新たに迎え、カストディサービスを強化することによって、Bakktのビットコイン先物取引開始時期も近づくことになると期待されます。
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