ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は本日22日午前8時頃に、重要視されていた1万ドル(約107万円)を突破し、一時的に110万円近くまで上昇しました。その後は一度下落する動きがみられたものの、現在は再び回復し始めており、記事執筆時点では「1BTC=110万円」を超えています。
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BTC価格「1万ドル」を突破|およそ1年2ヶ月ぶり
ビットコインの価格は先日21日に、105万円まで上昇して揉み合いの状態が続いていましたが、本日22日の午前8時頃には再び大幅に上昇し、仮想通貨業界で重要な節目とされていた1万ドル(107万円)のラインを突破しました。
1万ドルを超えた後も上昇を続けたビットコインは、110万円近くまで上昇した後に一度下落しましたが、1万ドルを下回ることはなく現在も上昇傾向が続いています。
ビットコイン価格が1万ドルを超えたのは2018年3月が最後であり、およそ1年2ヶ月ぶりのことです。仮想通貨に詳しい専門家達は、この価格帯を以前から重要視しており「1万ドルを超えるとさらなる大幅上昇が起こる」とも言われていました。
今後もさらに上昇か?最大「430万円」の可能性も
ビットコイン強気派として知られるThomas Lee(トーマス・リー)氏は「1万ドルを超えるとFOMO(取り残されることに対する恐れ)の感情が強まり、多くの買いが殺到する可能性がある」ということを以前から語っており、その場合には最大4万ドル(約430万円)まで上昇する可能性があると説明していました。
また、仮想通貨取引所Gemini(ジェミナイ)のCEOであるTyler Winklevoss(タイラー・ウィンクルボス)氏も「1万ドルを突破することができれば、1万5,000ドル(約160万円)突破も可能だ」と発言しています。
2017年にBTC価格が220万円まで高騰した際も100万円から220万円までは一気に上昇しているため、今回も比較早く220万円にまで達する可能性があると言われています。過去のチャートから考えると、次の抵抗線になると考えられるのは「120万円台」であると考えられます。
しかしながら、依然として「ビットコイン価格は一度大幅に下落する」との意見は出ているため、120万円や220万円に到達した場合の値動きには注意する必要があるでしょう。
ビットコインの価格は現在も回復を続けており、2019年6月22日の午前11時時点では「1BTC=1,116,749円」で取引されています。
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