投資可能な株式リストに「Slack(スラック)」を追加:仮想通貨ウォレットアプリAbra
ビットコイン(Bitcoin/BTC)で株式などにも投資することができる仮想通貨ウォレットアプリを提供している「Abra(アブラ)」は、2019年6月20日から世界中で利用されているビジネスチャットツールを提供している「Slack(スラック)」の株式に投資できるようになったことを発表しました。
こちらから読む:Bakkt、決済アプリ開発に本気「ウォレット」関連ニュース
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仮想通貨で「Slack株」への投資が可能に
仮想通貨ウォレットアプリ「Abra(アブラ)」は、ビットコイン(BTC)を始めとする複数の仮想通貨を安全に保管することができるだけでなく、仮想通貨を用いて
・Amazon(アマゾン)
・Apple(アップル)
・Google(グーグル)
・Facebook(フェイスブック)
などの大手企業の株式に投資することができるサービスを提供しています。
「ビットコインを使用して少額から株式に投資することができる」という点で評価されている同社は、2019年6月20日に世界中で愛用されているビジネスチャットツール開発企業「Slack(スラック)」の株式を投資可能なリストに追加しました。
記事執筆時点ではすでに追加されているため、Abraを利用しているユーザーであればアップデートを行うだけですぐにSlack株に投資することができます。Slackのティッカーシンボルは「WORK」です。
ビジネスチャットツール「Slack(スラック)」とは
Slack(スラック)とは、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構える「Slack Technologies」によって開発されたクラウドベースのチャットツールです。
2013年8月にローンチされた「Slack」のサービスを使用すれば、ワークスペースを作成して招待されたユーザー間で連絡を取り合ったり、データを共有したりすることができます。ビジネスでも積極的に活用できる豊富な機能を搭載している「Slack」のサービスは世界中の様々な大手企業でも活用されており、世界150カ国以上で毎日1,000万人のユーザーに利用されていると伝えられています。
Slackのサービスを利用する企業の一部(画像:Slack公式サイト)
同社のツールは仮想通貨業界でも幅広く活用されており、開発企業だけでなく、コミュニティの間でも情報交換のための場として利用されています。
2019年6月20日にニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引が開始された「Slack Technologies」の株式は、公募増資・売り出しを伴わない「直接上場」という方法を選択し、取引初日に株価が急伸したことでも注目を集めました。
NYSEでの初値は参考価格の26ドルを大きく上回り「38.50ドル」となりました。一時は42ドルまで上昇しましたが、現在の株価は大きく下落しており、記事執筆時点では「37.22ドル」となっています。
「Abra(アブラ)」のアプリでは、その他複数の株式にも投資できるため、仮想通貨以外にも投資しようと考えている方は利用してみてはいかがでしょうか?
Abraに関するこれまでの記事はこちら
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