仮想通貨業界で昨年から大きな話題となっていた「Bakkt(バックト)」のビットコイン先物取引が開始されてから、これまでの約10時間で「合計28BTC」が取引されています。BTC価格はサービス開始後にやや下落していましたが、現在は下落傾向にも変化が見られ始めています。
こちらから読む:著名人の価格予想も多数「ビットコイン」関連ニュース
先物取引開始から10時間、取引量は「28BTC」
Bakkt(バックト)のビットコイン先物取引サービスは、日本時間2019年9月23日午前9時00分に開始されました。サービス開始後は徐々に取引量が増加していることが報告されており、開始から2時間が経過した午前11時頃のボリュームは「8BTC」となっていましたが、それからさらに8時間が経過した23日午後7時時点のボリュームは「28BTC(約2,993万円)」となっています。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物は、サービスが開始された最初の週に4億6,000万ドル(約494億円)相当の取引が行われているため、Bakktのスタートは比較的緩やかなものとなっています。
一部の専門家は、Bakktのビットコイン先物取引は「現物受け渡し」となっているため”CMEのビットコイン先物よりも段階的な普及になる”と語っています。
ビットコインは一度反発、今後の動きに注目
ビットコイン価格は、Bakktのサービス開始後にやや下落しており、本日23日の午後5時頃には一時的に「1BTC=1,065,000円」付近まで下落しましたが、その後は一度反発し、記事執筆時点では「1BTC=1,070,039円」で取引されています。
Bakktのサービス開始は「ビットコインの価格上昇」につながると期待されていましたが、今のところ大きな変化は見られておらず、米ドルベースで見るとBTC価格は未だに10,000ドル(1,073,800円)以下となっています。
しかし、現在はやや上昇傾向が見られ始めているため、今夜ビットコインが1万ドルのラインを突破することができるかにも注目です。
ビットコイン(BTC)などの購入は豊富な仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所Coincheckからどうぞ。