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分散型取引所McAfeeDex:複数のバグにより「Tron/TRX」サポートに遅延


セキュリティ対策ソフト「McAfee」の創業者として知られるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、同氏が立ち上げた分散型取引所「McAfeeDex」において、2019年11月8日に予定されていたトロン(Tron/TRX)のサポートに遅延が発生していることを報告しました。

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John McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、自身が立ち上げた分散型取引所「McAfeeDex」で2019年11月8日からTronのブロックチェーンをサポートすると発表していましたが、その後9日のツイートで「複数のバグが見つかったことによってTronのサポートが遅れている」と報告し、謝罪しました。

同氏は「現在それらのバグの修正に取り組んでおり、できるだけ早くサポートする」と説明しています。


TRONのテストネットからメインネットへと移行する過程で、注文の署名に関する複数のバグが見つかりました。私たちは現在それらを修正し、できるだけ早く展開できるよう取り組んでいます。遅れて申し訳ありません。TRONはまもなくMcAfeeDexで公開されます!

記事執筆時点ではまだTronはサポートされておらず、これに関する続報も発表されていません。エラーが発生する可能性がある状態でTronをサポートした場合には、深刻な問題に発展してしまう可能性もあるため、現在は慎重に修正・確認が行われているのだと予想されます。

しかしマカフィー氏は「まもなく正式にサポートされる」とも述べているため、それほど長い時間はかからないと考えられます。マカフィー氏はTronだけでなく「EOSNEOBINANCE」などのブロックチェーンもサポート予定であることを明らかにしているため、その後の発表にも注目です。