カルダノ財団(Cardano Foundation)は、2019年11月29日にカルダノエイダコイン(Cardano/ADA)による支払いを簡単に処理することができる決済ソリューション「ADAPay(エイダペイ)」を公開したと発表しました。このソリューションは企業向けフィンテックプラットフォームを開発している「COTI」と共に開発されています。
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合計35種類の法定通貨に対応「ADAPay」公開
「Cardano財団」と「COTI」が共同開発した「ADAPay」ソリューションは、カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)で支払いを受け入れることができるソリューションです。このソリューションを活用することによって、商人・店舗・営業者は簡単にADA決済を処理することができるようになります。
このソリューションを導入している加盟店は「QRコード」を読み取る形式で支払いを受け取ることができ、支払い後はほぼリアルタイムでADAを法定通貨に両替して、口座に入金することができます。なお、このソリューションは合計35種類の法定通貨に対応しているため、世界中の様々な国や地域で利用することができます。
この決済ソリューションは「ADA Payボタン」や「QRコード決済」を簡単にウェブサイトに導入できるように開発されている他、将来的には「貸付サービス」や「デビットカードの発行」なども予定されているため、今後はさらに利用の幅が拡大していくと期待されます。
「ADAPayソリューション」の開発が進められていることは先月末時点で明らかにされており『11月から提供する予定』だと報告されていましたが、予定通り本日29日から公開されることになりました。
カルダノ財団は2019年12月9日から「Shelleyインセンティブ付きテストネット」を開始する予定であることも発表しているため、カルダノの生態系は今後さらに拡大していくことになると予想されます。
2019年11月29日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先日25日に3円台まで下落したものの、その後は順調に回復してきており、2019年11月29日時点では「1ADA=4.44円」で取引されています。
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