米国最大の住宅建設および不動産会社の1つである「PulteGroup(プルトグループ)」の創設者でありながら、億万長者の慈善活動家としても知られるBill Pulte(ビル・プルト)氏は、2019年12月12日のツイートで日本円で約870万円に相当する「11BTC」を購入したことを明らかにしました。
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億万長者Bill Pulte氏「11BTC」を購入
億万長者として広く知られているBill Pulte(ビル・プルト)氏は、2019年12月12日のツイートで日本円で約870万円に相当する「11BTC」を購入したことを明らかにしました。
億万長者のBTC購入額としてはそれほど多いものではないものの、Pulte氏はチャリティ活動なども積極的に行なっている著名な投資家であり、フォロワー数も175万人を超えているため、今回のツイートは大きな話題となっており、記事執筆時点で「2,500リツイート、2.5万いいね」を獲得しています。
私は最近、11ビットコインを購入しました。
ビットコインを用いて「チャリティー活動」
不動産王として知られるWilliam John Pulte(ウィリアム・ジョン・プルト)氏の孫でもあるPulte氏は、以前から「ビットコイン(BTC)」や「ブロックチェーン」などといった分散型技術を強く支持しており、自身が行なっている慈善活動などにもビットコインを活用しています。
実際に今年初めにTwitterで「困っている人々や組織に100万ドル(約1.1億円)の資金を寄付すること」を約束したPulte氏は、寄付の手段としてビットコインを活用しています。
これはBTCを使用すれば余計な仲介業者を介す必要がなく、直接相手に資金を送金することができるようになり、高額な手数料などを大幅に削減することができるためであり、Pulte氏自身も『P2P(ピアツーピア)のシステムは未来への道だ』と語っています。
インターネットでビットコインを配ったのは「ピアツーピアシステムが未来への道だ」と思うからです。私たちは慈善活動を分散化してP2Pにしました。私は新たな分野を活発化させるためにお金を使っています。是非あなたも参加してください。
Pulte氏が寄付を行なっている人々の中には「障害を患っている退役軍人・ガン患者・ホームレスの家族・教育用品を購入するお金を有していない教師」などが含まれています。同氏はTwitterを介して寄付を行うことによって「寄付がどれだけ簡単であるか」を人々に示すことができると述べており、『お金がないのであれば、優しさや愛を与えよう』と語っています。
もしお金がなければ親切にしてください。優しさがなければ愛を与えてください。愛がなければ、自分自身を愛することから始めましょう。あなたは自分の中にある魔法のような何かに気づくでしょう、そしてそれは世界を変えることができます。
世界中の人々に対して即座にお金を送ることができる仮想通貨は、すでに様々な慈善活動で活用されており、実際に従来の方法よりもはるかに効率的に寄付・募金ができることも複数の事例で証明されているため、今後も慈善活動に仮想通貨を活用するケースは増加していくことになると予想されます。
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