
2020年3大イベントで「ビットコイン価格は2倍以上に」Tom Lee氏が予想
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の強気予想を数多く語ってきたことでも知られるThomas Lee(トーマス・リー)氏は、クライアント向けのレポートの中で「2020年に起こる3つの重要イベントによって、ビットコインは100%以上のリターンを生む」との予想を語りました。
こちらから読む:ジョン・マカフィー、1億円予想を撤回「ビットコイン」関連ニュース
BTC価格上昇に繋がる「2020年の3大イベント」
ビットコイン価格は2017年の高騰以降は長期的な下落傾向が続いており、記事執筆時点では90万円前後での推移を続けていますが、"ビットコイン強気派"として知られるThomas Lee(トーマス・リー)氏は「2020年に起きる3大イベントによって、BTCは100%以上のリターンをもたらす」と予想しています。
リー氏が2020年1月10日にTwitterで公開した"クライアント向けレポートの一部"には「ビットコイン価格上昇につながる3つのイベント」として以下の項目が挙げられています。
ビットコインの半減期
1つ目のイベントは、2020年5月頃に予定されている「ビットコインの半減期」です。これは仮想通貨業界でも特に広く知られている価格上昇要因の1つであり、マイニングによって新規発行されるBTCの数量が半分になることによって"半減期前後はBTC価格が大幅に上昇する"と期待されています。
一部の専門家からは『今回の半減期ではBTC価格は上昇しない』といった意見も出ていますが、リー氏は今回の半減期でもこれまでと同様に大幅な上昇が起きると考えているようです。
地政学的リスク
2つ目のイベントは、「地政学的なリスク」です。ビットコインは一般的に緊急事態が発生した際に資産を安定して保管することができる"安全資産"としてみられており、最近では実際に米国とイランの情勢が悪化したことを受けてビットコイン価格が大幅に上昇しています。
ここ数年で世界情勢は悪化してきており、米国とイラン以外の国でも深刻な問題が多数発生しているため、このような状況が今後さらに悪化することになれば、各国法定通貨の暴落を懸念した人々が「ビットコイン」や「金」などに資産を交換し、価格上昇につながる可能性があると考えられています。
2020年の米国大統領選挙
3つ目のイベントは「2020年11月3日に行われる米国大統領選挙」です。これは選挙結果によって影響が変わることになると予想されますが、米国の将来を決定する重要イベントであることは間違いないため、結果次第ではリスクヘッジとして米ドルをビットコインに交換する動きが起こる可能性があると考えられます。
ビットコイン価格は過去最高値には達していないものの、2018年12月以降は徐々に回復してきているため、2020に大幅な動きが起こる可能性は十分あると考えられます。
(参照元:Thomas Lee氏Twitter)
2020年1月12日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月18日に70万円近くまで下落して以降は徐々に回復してきており、2020年1月12日時点では「1BTC=888,704円」で取引されています。
2019年12月13日〜2020年1月12日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
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