Cardano Shelleyテストネット、登録プール数が「目標値」突破:IOHK報告
カルダノ(Cardano/ADA)プロジェクトで開発を担っている「IOHK」は、2020年2月7日に現在進められている「Shelleyインセンティブ付きテストネット」の進捗を報告し、"登録済みのステーキングプール数が1,000以上、委任されたADA数量が113億ADA以上"に達したことを明らかにしました。
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ステークプール数「予想値の10倍以上」にまで増加
Cardanoプロジェクトは現在、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)の仕組みを本格的に実装するための重要な開発段階である「Shelley(シェリー)」のテストネットを公開して試験的な取り組みを行っています。
「Shelleyインセンティブ付きテストネット」には、投資家が保有しているADAを預ける(委任)することによってトランザクションの承認作業に関わり、その対価として新しいADAを受け取ることができる"ステーキング"と呼ばれる仕組みが実装されているため、テスト開始時点から多くのADAホルダーが参加していることが報告されていました。
当初の予定では「Shelleyインセンティブ付きテストネット」でADA保有者から委任を受ける"ステーキングプール"の目標登録数は100となっていましたが、今回の発表では「現在の登録済みプール数が当初予想されていた数の10倍以上である"1,046"に達していること」が報告されています。
また、その他のデータとしては、
・アクティブプール数が「672」
・アクティブユーザー数が「15,232」
・委任されたADA数量が「113.5億ADA」
まで増加していることも報告されています。
Shelleyのロードマップでは、ネットワークを分散化しつつ、ステーキング参加者に適切な報酬を分配するための最適な数として「ステーキングプール登録数1,000到達」が目標に掲げられていたため、現時点でこの目標は達成されたことになります。
しかしIOHKは今回の発表の中で、安定性・パフォーマンスのさらなる向上に向けた取り組みを進めていると報告しているため、今後もメインネット公開に向けて機能改善が行われていくと期待されます。
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2020年2月9日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は2019年8月頃の価格帯(6.96円)まで回復してきており、2020年2月9日時点では「1ADA=6.73円」で取引されています。
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