Google(グーグル)は、2020年2月11日にDAG(有向非巡回グラフ)ベースの分散型台帳ネットワーク「ヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)」の運営評議会である「Hedera Governing Council」に参加すると発表しました。
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グーグル「Hedera Governing Council」に参加
Google(グーグル)は、2020年2月11日に分散型台帳技術(DLT)を使った高速プラットフォームである「ヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)」の運営評議会「Hedera Governing Council」に参加すると発表しました。
ヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)は、ブロックチェーン構造を持たない分散型台帳技術を用いた高速プラットフォームであり、1秒あたり数十万件のトランザクションを処理できる高性能かつ安全で公平なネットワークとなっています。
企業が分散型アプリケーション(DApps)を開発するための基盤としても活用されているこのプラットフォームは、すでに「Google Cloud Platform」のプレミアムネットワーク層を活用しており、開発者はGoogleの位置情報データやインフラなどを活用することができるようになっています。
「Hedera Governing Council」は、Hederaネットワークの運営計画を主導し、ネットワーク運用の安定性・信頼性確保に取り組んでいる組織であり、Googleの他にも
・IBM(アイビーエム)– IT大手
・Boeing(ボーイング)- 航空宇宙機器開発製造大手
・Tata Communications(タタ・コミュニケーションズ)- ネットワークプロバイダー
・野村ホールディングス – 投資銀行・証券持株会社
・Fidelity National Information Services – 金融サービス大手
などといった大手企業を含む合計39社が参加しています。
この評議会は1社1票制で運営を行うことによって、特定の企業に権力が集中しないように設計されており、評議会を管理する企業は2年ごとに変更されると伝えられています。評議会メンバーの中には「IT・航空機製造・金融機関・法律事務所」などといった様々な業種の企業が参加しているため、様々な業界でプラットフォームを活用していけると期待されます。
仮想通貨HBAR、24時間で「120%以上」価格高騰
ヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)の独自仮想通貨である「HBAR」の価格は今回の発表を受けて大幅に高騰しており、過去24時間の上昇率は記事執筆時点で127%に達しています。
HBARは今年1月まで1円台での推移を続けていましたが、2020年2月12日時点では「1HBAR=4.69円」まで上昇しているため、今後の動きにも注目が集まります。
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