仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」は2020年3月27日に、同社の板取引サービスで南アフリカの法定通貨「ランド(ZAR)」をサポートしたことを発表しました。南アフリカは仮想通貨への関心が特に高い地域でもあるため、今回のサポートによって、同国で仮想通貨取引が活発化すると期待されます。
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仮想通貨「5銘柄」との板取引サービス提供開始
BINANCE(バイナンス)は2020年3月27日に仮想通貨の板取引サービスに新しく「南アフリカランド(ZAR)」の通貨ペアを追加したことを発表しました。ZARとの取引が可能な仮想通貨は以下の5銘柄となっています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・テザー(Tether/USDT)
・バイナンスコイン(BinanceCoin/BNB)
・バイナンスUSD(BinanceUSD/BUSD)
バイナンスの板取引サービスでは
・ユーロ(EUR)
・トルコリラ(TRY)
・ロシアルーブル(RUB)
・ナイジェリアナイラ(NGN)
がサポートされていたため、今回南アフリカランドが追加されたことによって対応法定通貨は合計5通貨となりました。
BINANCEのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、今月12日〜13日にかけて南アフリカ・ヨハネスブルグで開催された「ブロックチェーンアフリカ会議」の中で南アフリカランド(ZAR)をサポートする予定であることを明かしており、「銀行口座を有していない人々に仮想通貨へのアクセスを提供したい」という考えを語っていました。
南アフリカは仮想通貨に対する関心が特に高い地域でもあり、記事執筆時点でのGoogle検索における「bitcoin」の検索量世界ランキングではナイジェリア・オーストラリアに次ぐ第3位にランクインしています。
今回BINANCEの板取引サービスで「南アフリカランド(ZAR)」がサポートされたことによって、同国の人々は気軽に仮想通貨を購入することができるようになるため、ビットコインなどの取引量増加につながると期待されます。