仮想通貨取引所「Poloniex(ポロニエックス)」は2020年4月5日の発表で、トロン(Tron/TRX)を基盤としたイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)プラットフォーム「LaunchBase」を公開予定であることを明らかにしました。
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仮想通貨プロジェクトのトークン発行を支援
Poloniex(ポロニエックス)が新たに発表した「LaunchBase」は、仮想通貨(トークン)を発行して資金調達を行いたいプロジェクトがPoloniex上でトークンを販売することができるプラットフォームです。
ポロニエックスはこのプラットフォームを通じて「質の高いブロックチェーンプロジェクトの成長と、エコシステムのさらなる発展を支援する」と述べており、トークン売買の手段を提供するだけでなく、トークンを発行するプロジェクトの向けに専門的なアドバイスも提供するとと説明しています。
「LaunchBase」が最初に採用したプロジェクトとしては、TRONベースのステーブルコイン貸出プラットフォームである「JUST」とそのトークンである「JST」が挙げられています。JUSTは仮想通貨TRXを用いて米ドル(USD)と価値が連動したステーブルコイン「USDJ」を発行することができるプラットフォームとなっており、JSTは「利息の支払い・プラットフォームのメンテナンス・ブロックチェーン上のその他アクティビティ」に使用できるとのことです。
なお「LaunchBase」は先着順で販売を行う方法を採用しており、トークン購入で使用できる仮想通貨はローンチパートナーであるTronの仮想通貨「TRX」のみだとされています。そのため「LaunchBase」が正式に公開されれば、TRXの取引量も増加することになると期待されます。「LaunchBase」の詳細は数日中に発表されるとのことです。