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Telegramは「ビットコイン取引機能」を導入すべき|Michael Novogratz氏が提案


メッセージアプリ「Telegram(テレグラム)」が独自ブロックチェーンであるTelegram Open Network(TON)の立ち上げをさらに延期したことを受けて、ビットコイン強気派として知られるMichael Novogratz(マイケル・ノヴォグラッツ)氏は『テレグラムは独自ブロックチェーンを開発するのではなく、ビットコインを統合すべきだ』と提案しています。

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TON・Gramの公開時期は「再度延期」に

Telegram(テレグラム)は元々、2019年10月に独自ブロックチェーンである「Telegram Open Network(TON)」と独自仮想通貨である「Gram(グラム)」を公開する予定でしたが、公開直前に米国証券取引委員会(SEC)が緊急声明を発表したことを受けて公開時期は2020年4月末まで延期になっていました。

しかし、依然としてテレグラムとSECの訴訟問題は解決していないため、先月末に投資家向けに送られたメッセージでは「公開時期を2021年4月までさらに延期する」ということが発表されています。

テレグラムはこの提案に合わせて「2019年時点で伝えられていた”投資金額の72%を投資家に返却する”」という計画を尊重すると述べており、「TONへの信頼に対する感謝の印として、2021年4月30日までに投資金額の110%を提供する別のオプションも提供する」とも説明しています。

「ビットコイン・ステーブルコインの統合」を提案

「Telegram Open Network(TON)の公開時期が再び延期される」というニュースは複数のメディアによって報じられていますが、ビットコイン強気派として知られるMichael Novogratz(マイケル・ノヴォグラッツ)氏は、これらの報道にコメントする形で『テレグラムは独自ブロックチェーンを開発するのではなく、ビットコインステーブルコインを取り入れるべきだ』と提案しています。


テレグラムはプラットフォーム上でBTCやステーブルコインを取引できるようにすべきです。新しいブロックチェーンは必要ありません。新しい仮想通貨も必要ありません。

彼らにはメッセージアプリの素晴らしいコミュニティがついています。そのようなコミュニティを消費者にすべきです。

テレグラムは2019年8月時点でメッセージベースの仮想通貨ウォレット「BUTTON Wallet」と協力して、BTCやETHなどの仮想通貨を取引することができるサービスのテスト版を公開しています。

最終的にテレグラムが「TON」や「Gram」を公開できるかどうかは現時点ではわからないものの、将来的にビットコインなどの仮想通貨がテレグラムで取引できるようになる可能性は高いと予想されます。