カルダノ(Cardano/ADA)の開発を担っていることで知られる仮想通貨・ブロックチェーン関連のエンジニアリング企業「IOHK」は、2020年5月20日にByronリブートに基づいて完全に再設計されたカルダノのブロックチェーン・エクスプローラーである「Cardano Explorer 1.0.0」をリリースしたことを発表しました。
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Cardanoアップグレードに向けた重要なステップ
IOHKは2020年5月20日のツイートで、Byronリブートインフラストラクチャに基づいて完全に再設計された「Cardano Explorer 1.0.0(カルダノエクスプローラー 1.0.0)」をリリースしたことを発表しました。
Byron reboot(バイロンリブート)とは、Cardanoネットワークを構成する「Cardanoノード・Cardanoエクスプローラー・ウォレットバックエンド・Daedalusウォレット」などといった複数の要素を更新することを指すものであり、カルダノネットワーク全体のパフォーマンスを向上させるための重要なステップとなっています。
本日、Byronリブートインフラストラクチャに基づいて完全に再設計された最新のアプリケーションである「Cardano Explorer 1.0.0」の展開を開始しました。新しいCardano Explorerは、元のCardano Explorerから大幅にステップアップしています。(”元のCardano Explorer”は、2017年にCardanoメインネットのリリース時にリリースされました)
IOHKは新しくリリースされた「Cardano Explorer」は、新しい機能・信頼性の向上・使いやすさの向上をもたらすだけでなく、メインネットでのShelley公開に向けた最終ステップの1つでもあり、将来提供される多くの機能の基盤になると説明しています。
「Cardano Explorer 1.0.0」は日本語にも対応しており、既にインターネット上で公開されているため、公式サイトにアクセスすることによってその詳細を確認したり、実際に使用してトランザクション履歴を確認したりすることができるようになっています。
なお「IOHK」は昨年7月に、ビットコインブロックチェーンに記録されているトランザクション履歴を”美しい3Dグラフィック”で確認することができるブロックチェーン・エクスプローラーである「Symphony」などもリリースしています。
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2020年5月22日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先日21日に6円台まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年5月22日時点では「1ADA=5.64円」で取引されています。
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