WikiLeaks(ウィキリークス)関連のグッズを販売している「WikiLeaks Shop(ウィキリークス・ショップ)」が、ビットコイン(Bitcoin/BTC)を迅速かつわずかな手数料で送金することができる「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」を介したビットコイン決済に対応したことが明らかになりました。
BTC Lightning決済で「WikiLeaksグッズ」が購入可能に
WikiLeaks Shop(ウィキリークス・ショップ)は、Julian Assange(ジュリアン・アサンジ)氏が2006年に立ち上げた匿名で政府・企業・宗教などに関する機密情報を公開するウェブサイト「WikiLeaks(ウィキリークス)」に関連するTシャツ・パーカー・帽子・マスク・ポスター・ステッカーなどといった様々なグッズを販売しているオンラインストアであり、その収益はウィキリークスの運営資金に充てられています。
ウィキリークス・ショップはすでにビットコイン(BTC)などの暗号資産による支払いを受け入れていましたが、2020年7月8日にはBTCを高速かつ安い手数料で送金することができる技術「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」を使用した支払いにも対応したことが発表されました。
WikiLeaks Shopは、ビットコインライトニングを使用した注文を受け付けています。支払いの際に「coinpayments」を選択してください。
Lightning Networkは利用者からの要望を受けてサポートされたとのことで、WikiLeaks Shopの広報担当者は『多くの支持者は暗号通貨を愛しているので、私たちも支持者が希望する限りできるだけ多くの仮想通貨決済オプションを提供したいと思っている』と語っていると報告されています。
WikiLeaks Shopはクレジットカードなどの一般的な支払い方法にも対応していますが、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ジーキャッシュ(ZCash/ZEC)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
などといった複数の暗号資産による支払いにも対応しており、暗号資産で支払った場合には自動的に「5%割引」が適用される仕組みとなっています。
仮想通貨決済に対応する店舗は現在も順調に増えてきており、最近ではオーストリアやベネズエラなどで仮想通貨決済を大量導入する計画なども明らかにされています。