2020年12月6日〜12日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2020年12月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
bitFlyer:国内初「Tezos/XTZ」取扱い開始
bitFlyer(ビットフライヤー)は2020年12月8日に、同社が提供している暗号資産販売所サービスで「テゾス(Tezos/XTZ)」の取り扱いを開始したことを発表しました。
テゾス(Tezos/XTZ)が日本国内の暗号資産取引所に上場するのは今回が初となります。
記念キャンペーンも開催中
FXcoin:国内初の「XRP基軸取引ペア」提供開始
FXcoin(FXコイン)は2020年12月9日に、国内初となる「XRP基軸取引ペアの提供」や「ビットコインキャッシュ(BCH)の取扱い」を開始したことを発表しました。
これらの通貨・取引ペアが追加されたことによって、FXcoinが提供する仮想通貨現物取引の取引ペアは「合計7種類」となりました。
FXcoinが提供する取引ペアはこちら
コインチェック「誤送金・詐欺行為」などで注意喚起
Coincheck(コインチェック)は2020年12月10日に、仮想通貨市場の活発化に伴い”暗号資産の誤送金”が増加していることや、BINANCE(バイナンス)からETHやBATを送金する際に送金ミスが起こる可能性があることなどについて注意喚起を行いました。
また同社は、コインチェックユーザーを狙った詐欺行為や不審な連絡が継続的に行われていることも報告しているため、コインチェックを利用している方は注意するようにしましょう。
GMOコイン「スマホアプリ」を大幅リニューアル
GMOコインは2020年12月7日に、同社が提供しているiOS・Android端末向けのスマートフォンアプリ「GMOコイン 暗号資産ウォレット」が大幅リニューアルされたことを発表しました。
新しくなった「GMOコイン 暗号資産ウォレット」は、取引所・販売所・暗号資産FXなどといった様々なサービスが1つのアプリ上で利用できるようになっています。
新たなアプリの詳細はこちら
Spark付与に向けた「スナップショット」完了
Ripple(リップル)社の投資部門からの支援を受けながら”XRP Ledger上にスマートコントラクトを実装すること”を目指しているプロジェクト「Flare Networks(フレアネットワーク)」は、日本時間2020年12月12日午前9時00分にブロック番号60155580でスナップショットを完了したことを発表しました。
今回実施されたスナップショットは既存のXRPに対して「Sparkトークン」を付与するための前準備であるため、このタイミングでXRPを保有していた人々は、この時のXRP保有量に基づいて「1XRP=1Sparkトークン」の割合でSparkトークンを受け取る権利を得たことになります。
Spark付与に関する詳細はこちら
WordPressプラグイン「EthereumAds」公開
ウェブサイトやブログを簡単に作成することができるソフトウェア「WordPress(ワードプレス)」で、バナー広告収入を仮想通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)で簡単に受け取ることができるプラグイン「EthereumAds」が公開されたことが明らかになりました。
EthereumAdsの公式サイトでは『EthereumAdsを使用するとHTMLスニペットをウェブサイトやブログに追加するだけで1分以内にコンテンツを収益化することができる。イーサリアムアドレスを登録するだけで自動的にイーサリアムで支払いを受けることができ、サインアップは必要ない』と説明されています。
「EthereumAds」の詳細はこちら
シンガポール大手銀行「仮想通貨取引所」設立へ
シンガポール最大の商業銀行である「DBS銀行」は2020年12月10日に、以前一時的にウェブサイトが立ち上げられていた機関投資家向けの暗号資産取引所「DBS Digital Exchange(DBSデジタル取引所)」を立ち上げることを正式に発表しました。
同取引所は「BTC・ETH・XRP・BCH」などの仮想通貨に加えて、セキュリティトークン(デジタル証券)関連のサービスも取扱うと報告されています。
DBSデジタル取引所の詳細はこちら