【重要】コインチェック「BINANCEからの誤送金」について注意喚起

by BITTIMES

暗号資産取引所「Coincheck(コインチェック)」は2020年12月10日に、仮想通貨市場の活発化に伴い"暗号資産の誤送金"が増加していることについて注意喚起を行いました。今回の発表では「BINANCE(バイナンス)」からETHやBATを送金する際に「Binance Smart Chain」を選択することによって生じる誤送金についても注意喚起が行われています。

こちらから読む:FXcoin、国内初の"XRPベース取引"提供開始「国内ニュース」

BINANCEからの「ETH・BAT送金」に要注意

Coincheck(コインチェック)は2020年12月10日に、同取引所で「暗号資産の誤送金」が増加していることを報告しました。同社は『送金では暗号資産ごとに注意点が異なるため、送金する際にはコインの送金画面に表示される注意事項を必ず確認するようにお願いします』と説明しています。

今回の発表では、海外の暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」からイーサリアム(Ethereum/ETH)ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)を送金する際の注意点が強調されており、BINANCEからコインチェックにETHやBATを送金する際には「Binance Smart Chain(BSC)」を選択しないようにと強調されています。

バイナンススマートチェーン(Binance Smart Chain/BSC)とは「BINANCEが開発した独自のブロックチェーン」のことであり、このブロックチェーンではETHやBATなどの複数の暗号資産に価値が連動した「Binance-Peg Ethereum Token」や「Binance-Peg Basic Attention Token」などが発行されています。

BINANCEで「ETH」や「BAT」を送金する場合には、
・Binance Chain(BNB)
・Binance Smart Chain(BSC)
・Ethereum(ETH)
といったように送金方法を選択する画面が表示される仕様となっていますが、この際に「Binance Smart Chain(BSC)」を選択した場合には「Binance-Peg Ethereum Token」や「Binance-Peg Basic Attention Token」が送金される仕組みとなっています。

BINANCEにおけるETHの送金画面。画面右側で送金時のネットワークが選択可能(画像:BINANCE)BINANCEにおけるETHの送金画面。画面右側で送金時のネットワークが選択可能(画像:BINANCE)

「Binance Chain」や「Binance Smart Chain」に対応しているウォレットに送金する場合にはこれら2つを選択しても問題はありませんが、コインチェックはこれらのトークンを取り扱っていないため、コインチェックにETHやBATを送金する場合には「Ethereum(ERC-20)」や「Basic Attention Token(ERC-20)」を選択する必要があります。

コインチェックは今回の発表の中で「外部からの送金時に設定ミス・入力ミスなどで暗号資産の誤送信が行われた場合には、それらの暗号資産を補償することはできない」ということを説明しているため、BINANCEからの送金だけに限らず、暗号資産を送金する際には十分注意するようにしましょう。

>>「コインチェック」の公式発表はこちら

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