Twitter創業者も支援する分散型SNS「Bluesky」ついに一般公開|仮想通貨関係者も支持
仮想通貨業界でも注目される「Bluesky」一般公開
Twitter(ツイッター)の共同創業者ジャック・ドーシー氏が資金提供していることでも知られる分散型「Bluesky」は2024年2月7日に、Blueskyのサービスが一般公開され、誰でも無料で利用できるようになったことを発表しました。
Bluesky(ブルースカイ)は、元々Twitter社が主導していた分散型SNSサービスで、2021年8月には仮想通貨Zcash(ZEC)のソフトウェアエンジニアとしての経歴を持つジェイ・グラバー氏がプロジェクトリーダーに就任したことも発表されています。
このプロジェクトにはビットコイン(BTC)支持派としても知られるジャック・ドーシー氏が資金提供している他、2019年にはカルダノ創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏や、イーサリアム共同設立者であるヴィタリック・ブテリン氏なども支持する発言を行なっていたため、仮想通貨業界からも以前から注目が集まっていました。
仮想通貨業界リーダー達も支持
招待コードなしで誰でも利用可能に
Bluesky(ブルースカイ)は元々「招待制アプリ」として約1年間提供されていましたが、2024年2月7日には「招待なしでBlueSkyのサービスを利用できるようになったこと」が発表されています。
You can now sign up for Bluesky without an invite! 🎉https://t.co/rUyMjYVEkt pic.twitter.com/PaT4Z6hJnu
— bluesky (@bluesky) February 6, 2024
招待なしで「Bluesky」にサインアップできるようになりました🎉
Blueskyのアカウントは公式サイトから「メールアドレス・電話番号・パスワード」の登録設定を行うことによって誰でも無料で作成することが可能で、サービスは日本語にも対応しています。
同サービスの基本的なデザインや機能はTwitter(現:X)と基本的に同じで、300文字以内のテキストや画像を投稿したり、他の投稿をいいね・リツイートしたり、好きなユーザーをフォローしたりすることができるようになっています。
ドーシー氏のWeb5構想も注目
オープンソースの分散型SNS
Blueskyのコードは完全にオープンソースであるため、外部の人々も同サービスがどのように構築されているかを確認することができます。
また、開発者はATプロトコル上に独自のコードを記述することもできるため、カスタムアルゴリズムからまったく新しいソーシャル プラットフォームまであらゆるものを作成できるとも伝えられています。
BlueskyのCEOであるジェイ・グラバー氏は「TechCrunch」に対して『分散化によって複数のことを並行してテスト出るため、1つの組織の変更がボトルネックになることがなくなる』と語っており、『Blueskyでは誰でも製品に変更を加えることができる』とも説明しています。
Blueskyのような分散型SNSサービスは既に複数リリースされていますが、「Damus」と呼ばれる分散型SNSでは一時的にビットコイン投げ銭機能も提供されていたため、Blueskyで仮想通貨関連機能が実装されるかどうかにも注目です。
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