この夏「目が離せない」注目の仮想通貨(アルトコイン)5選|2018年

by BITTIMES   

仮想通貨市場は、ここ最近大手金融機関の参入や各国の規制枠組みが整備されていることから少しずつ回復する兆しも見え始めており、数多くのアルトコイン(altcoin)にも注目が集まってきています。そこで、この夏特に期待が高まっている5種類のCryptocurrencyを紹介します。

こちらから読む:大手金融機関の参入による仮想通貨市場の回復

カルダノエイダコイン(ADA)

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)は、CARDANOプロジェクトで利用される仮想通貨であり、イーサリアム(ETH)の共同設立者である天才数学者Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏が開発したことでも有名な仮想通貨です。

「Plutus」と呼ばれる独自の高性能なスマートコントラクトや「Daedalus Wallet(ダイダロスウォレット)」と呼ばれる独自の仮想通貨ウォレットなども提供されており、今後も様々な新しいコンテンツが開発される予定となっています。

ホスキンソン氏は、これまでにもカルダノプロジェクトの普及に取り組んできており、日本の企業を含めた世界中の団体との繋がりを構築しています。

ADAは2018年1月4日に、133円近くまで上昇しています。その後下落したADAは、14円〜40円の間で取引されています。

長期的なカルダノエイダコインのチャート(引用:coingecko.com)長期的なカルダノエイダコインのチャート(引用:coingecko.com)

ナーガコイン(NGC)

ナーガコイン(NAGAcoin/NGC)は、ドイツのフィンテック(Fintech)企業であるNAGAグループが運営している仮想通貨です。

仮想通貨と金融やゲームなどのコンテンツを折り混ぜたサービスを提供しており、
・NAGA Wallet
・SwipStox
・SWITEX
・NAGA ACADEMY
などの幅広いサービスを支えるトークンでもあります。

NGCは、"ビットコインの神"としても知られるロジャー・バー(Roger Ver)氏がアドバイザーを務めていることでも知られており、大きな注目を集めています。

NGCは2017年12月30日に、400円を上回る価格まで上昇しています。その後2月までの間に100円を下回る価格まで下落し、30円〜100円の間で停滞を続けています。

長期的なナーガコインのチャート(引用:coingecko.com)長期的なナーガコインのチャート(引用:coingecko.com)

ライトコイン(LTC)

ライトコイン(Litecoin/LTC)は、ビットコイン(BTC)の弟とも言われる仮想通貨です。

ビットコインの補佐的な役割を果たすとされるこの仮想通貨は、基本的にはビットコインと同じような特徴を備えています。しかし、より実用性の高い設計となっているため、ビットコインよりも素早い送金が行えるなどの複数のメリットも備えています。

ライトコイン(LTC)の成長はビットコインの成長とも大きく関連しているため、ビットコインに期待している方などは、それと同時にLTCにも目を向けてみると良いでしょう。

LTCは2017年12月19日に、40,000円近くまで高騰しています。その後も数回は上昇したものの、30,000円には及ばない程度で止まっており、最近の安値は2018年6月の9,000円前後となっています。

長期的なライトコインのチャート(引用:coingecko.com)長期的なライトコインのチャート(引用:coingecko.com)

イオス(EOS)

イオス(EOS)は、企業での業務をサポートすることを目的として作られた仮想通貨であり、スマートコントラクトを利用した分散型アプリケーション(DApps)作成に大きく貢献できる可能性を秘めています。

イーサリアムなどのDAppを構築することができるその他のプラットフォームとの違いとしては、1秒間に数百万件ものトランザクション処理を行うことが可能であることや、使用料が無料であることなどが挙げられます。

このようなことからイオスは『イーサリアム・キラー』とも呼ばれています。

EOSは2018年4月30日に、2,400円近くまで上昇しています。その後は下落を続けており、最近の最安値は2018年7月14日の771円となっています。

長期的なイオスのチャート(引用:coingecko.com)長期的なイオスのチャート(引用:coingecko.com)

ネオ(NEO)

ネオ(NEO)は、「中国のイーサリアム」とも言われるスマートコントラクトを備えた仮想通貨ですが、一部では"それ以上の価値があるものである"とも言われています。

強力なパートナーシップや、アジアの仮想通貨コミュニティからのサポートを受けているNEOは、世界中の経済をNEO一つで循環させることができる「スマートエコノミー」になることを目標としており、NEOを使うことで生活を送る上でのあらゆる活動が完結するような経済圏の構築を目指しています。

仮想通貨プロジェクトの中でも特に有望なものとして評価されている通貨の一つでもあり、長期的に期待を寄せている投資家が数多く存在します。

NEOは2018年1月15日に、22,000円近くまで上昇しています。その後下落したNEOの最近の安値は、今年6月末の3,100円台となっています。

長期的なネオのチャート(引用:coingecko.com)長期的なネオのチャート(引用:coingecko.com)

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