Cardano(ADA)スマートコントラクトの実装「8月下旬〜9月上旬」を予定
カルダノ(Cardano/ADA)の創設者であるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は2021年7月31日に公開した動画の中で、カルダノブロックチェーンへのスマートコントラクト実装が早ければ2021年8月末に行われる可能性があることを明らかにしました。
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スマートコントラクト「早ければ8月31日に実装」
カルダノ(Cardano/ADA)の創設者でありながら、Cardano開発企業「IOHK」のCEOでもあるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は2021年7月31日に公開した動画を通じて、カルダノブロックチェーンの開発状況についての報告を行いました。
"第3世代のブロックチェーン"として注目されているCardanoプロジェクトでは現在、スマートコントラクトなどの機能の実装に向けた「Alonzo(アロンゾ)」と呼ばれる大型アップデートプロセスが進められていますが、今回の報告では『暫定的な予定ではあるがスマートコントラクトの実装は8月下旬〜9月上旬、早ければ8月31日に行われる可能性がある』と報告されています。
ただし『この予定は1〜2週間ほど遅れる可能性がある』とも説明されており、開発ツールなどの構築はこれらのプロセスと並行して進められることになるため、開発ツールなど提供についてはこの日程よりも少し遅れる可能性があると報告されています。
Alonzoのアップデートは「青・白・紫・赤・黒(Blue・White・Purple・Red・Black)」という5つの段階に分けられていますが、「Purple・Red・Black」などのプロセスはこれと並行して進められることになるため、これらのプロセスが進むにつれて開発ツールがより充実していくとのことです。
開発インフラの構築目標は2021年8月〜9月頃とされているため、それほど遠くない将来にはスマートコントラクトなどを活用したカルダノ関連の分散型アプリケーション(DApps)がリリースされていくことになると期待されます。
一連の開発プロセスが完了すれば、イーサリアムで行われているようにカルダノブロックチェーンでも様々なDAppsや分散型金融(DeFi)のアプリがリリースされていくことになるため、Cardanoブロックチェーンの活用が本格化してより身近な存在になると期待されています。
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