暗号資産取引所「Liquid(リキッド)」は2022年2月2日に、グローバルに暗号資産関連サービスを提供している大手取引所「FTX」が、日本居住者向けに商品・サービスを提供するために、日本の暗号資産交換業者兼第一種金融商品取引業者である「Quoine株式会社」の親会社である「Liquid Group Inc.」の買収にかかる契約を締結したことを発表しました。
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日本進出に向け「Liquid Group」を買収
Liquid(リキッド)は2022年2月2日に、グローバルに暗号資産関連サービスを提供している大手取引所「FTX」が、日本居住者向けに商品・サービスを提供するために日本の暗号資産交換業者兼第一種金融商品取引業者である「Quoine株式会社」の親会社である「Liquid Group Inc.」の買収にかかる契約を締結したことを発表しました。
FTXは暗号資産取引所サービスをグローバルに展開している大手取引所であり、日本国内でも人気の暗号資産取引所となっていましたが、2021年9月には「日本居住者の新規登録禁止」の措置が取られていました。
今回の買収は「FTXが日本の規制に準拠した形で日本居住者向けに商品・サービスを提供するためのもの」であり、『この買収は慣習的なクロージング条件が満たされることを前提に2022年3月に完了する予定』と説明されています。
2014年に設立されたQuoineは2017年に「暗号資産交換業者」としてのライセンスを取得した暗号資産取引所の1社であり、2021年10月には金融庁から「第一種金融商品取引業」の登録も受けてデリバティブ取引プラットフォームを提供しています。
「FTXによるLiquidの買収」が完了した後はFTXの商品・サービスが徐々にQuoineのサービスに統合されていく予定であるとのことで、FTXを利用している既存の日本ユーザーはQuoineのプラットフォームに移行することになると説明されています。