ウクライナ政府は2022年3月2日に、ウクライナ政府に暗号資産で寄付を行った人々にエアドロップ(トークンの無償配布)を行うことを発表しました。今回の発表を受けて、イーサリアム(ETH)を用いた少額寄付が急増していることも報告されています。
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エアドロップ対象寄付の締切は「3月4日午前1時」
ウクライナ政府は2022年3月2日に、ウクライナ政府に暗号資産で寄付を行った人々にエアドロップ(トークンの無償配布)を行うことを発表しました。
ウクライナ政府は先月末に仮想通貨で寄付を受け取るために「BTC・ETH・USDTの寄付受取用ウォレットアドレス」を公開していましたが、今回の発表では一連のツイートに続ける形で『エアドロップが承認された』と報告されています。
「何が配布されるか」や「エアドロップの条件」などの詳細については明らかにされていないものの、エアドロップ対象となる寄付の締切となる日時は「現地時間2022年3月3日午後6時(日本時間2022年3月4日午前1時)」とされています。
また、仮想通貨寄付キャンペーン関する続報については、ウクライナの副首相兼デジタル変革大臣であるMykhailo Fedorov氏のTwitterアカウント(@FedorovMykhailo)で報告するとも説明されています。
エアドロップが承認されました。スナップショットは明日3月3日のキエフ時間午後6時(UTC/GMT+2時間)に撮影される予定です。報酬は後日。ウクライナの仮想通貨寄付キャンペーンに関する続報は「@FedorovMykhailo」をご覧ください。
エアドロップ発表を受けて仮想通貨寄付も急増
ウクライナ政府はこの数日間で「BTC・ETH・USDT・DOT・SOL」など寄付で受け取れる暗号資産の数を増やしているため、すでに数十億円規模の暗号資産が寄付された事が報告されていましたが、今回のエアドロップ発表を受けて暗号資産の寄付が急増していることも報告されています。
「Dune Analytics」が公開しているデータによると、エアドロップ発表が行われた後に「ウクライナにETHを寄付したウォレットの数」は「発表前にETHを寄付したウォレットの数」を上回っていると報告されています。
しかし、発表後に行われている寄付は”少額の寄付”が多いとも報告されているため『エアドロップを大量に受け取るために複数のウォレットを作成して寄付が行われている可能性がある』とも懸念されています。
エアドロップの条件は明らかにされていないため、今後も少額寄付が増加した場合には「一定金額以上の寄付に対してエアドロップを行う」などの対策がとられる可能性もありますが、いずれにせよ締切とされる日本時間2022年3月4日午前1時までは寄付数量がさらに増加することになると予想されます。
【ウクライナ政府の寄付用BTCアドレス】
357a3So9CbsNfBBgFYACGvxxS6tMaDoa1P
【ウクライナ政府の寄付用ETH・USDTアドレス(ERC-20)】
0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14
【ウクライナ政府の寄付用DOTアドレス】
1x8aa2N2Ar9SQweJv9vsuZn3WYDHu7gMQu1RePjZuBe33Hv
【ウクライナ政府の寄付用SOLアドレス】
66pJhhESDjdeBBDdkKmxYYd7q6GUggYPWjxpMKNX39KV