株式会社HashPortは2022年4月15日に、ブロックチェーン技術を用いた金融インフラ事業に取り組む「株式会社HashBank」を会社分割によって設立したことを発表しました。HashBankは研究開発や新しい取り組みも進めているとのことで、2022年度内には「決済分野の新規事業立ち上げ」も予定していると報告されています。
Web3時代の金融インフラ構築に向け体制強化
株式会社HashPortは2022年4月15日に、ブロックチェーン技術を用いた金融インフラ事業に取り組む「株式会社HashBank」を会社分割によって設立したことを発表しました。
HashBank(ハッシュバンク)は、HashPortのウォレットシステム事業を承継することになるとのことで、国内複数の暗号資産交換業者に採用されているエンタープライズ向けのカストディウォレット『Fressets Wallet』をはじめとする、暗号資産の安全な決済に関するトータルサービスをグループ一体となって推進していくと説明されています。
また、HashBankは研究開発や新しい取り組みも進めているとのことで、2022年度内には「決済分野の新規事業立ち上げ」も予定していると報告されています。なお、HashBankの代表取締役CEOは「HashPort」で取締役CBDOを務めている辻 和幸(つじ かずゆき)氏が兼任するとのことです。
「HashBank」の代表取締役CEOである辻 和幸氏は次のようにコメントしています。
デジタル通貨やNFT、メタバースなどブロックチェーン技術の活用領域の拡大と共に、産業や生活様式におけるパラダイムシフトの可能性が、少しずつ現実になってきていると感じています。新たな顧客ニーズの登場やそれに伴う規制の整備など、今後ますます事業環境の変化に柔軟に対応する事が必要になります。HashBankは、HashPortの金融機能のプロフェッショナルとして「すべての資産をデジタル化する」というビジョンの実現に貢献して参ります。
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