avex(エイベックス)の子会社であるエイベックス・クリエイティヴ・ファクトリー株式会社は2022年5月31日に、NFTを用いたゲームプロジェクトである「Singularity 0 Universe」のアートに音源を付与したMUSIC NFTを制作することを発表しました。このNFTの保有者は、今後ローンチされるゲーム内でNFTをバトルに使用したり、ホルダーしか得られない様々な権利や特典を受け取ることができるとされています。
こちらから読む:アイドルグループ創造に向けたIEO実施へ「暗号資産」関連ニュース
101体のみの「特別な音源付きNFT」を制作
avex(エイベックス)の子会社であるエイベックス・クリエイティヴ・ファクトリー株式会社は2022年5月31日に、NFTを用いたゲームプロジェクトである「Singularity 0 Universe」のアートに音源を付与したMUSIC NFTを制作することを発表しました。
Singularity 0 Universe(シンギュラリティー ゼロ ユニヴァース)は「Anthro(獣人)、Human(人間)、Ankoku(暗黒)」という3つの種別が架空都市での王座奪還を目指すゲームプロジェクトであり、2022年4月に全世界で発売されたAnthoroのNFT3,333体は即日完売したことが報告されています。
今回の発表では、第2種属であるHumanの販売開始にあたって、特別なNFTとして「101体のみの音源付きNFT」を制作することが発表されています。このNFTを保有する人々は、今後ローンチされるゲーム内でNFTをバトルに使用したり、ホルダーしか得られない様々な権利や特典を受け取ることができるとのことです。
NFTに付与される音源は、新たにSingularity 0 Universeの世界感を表現するために書き下ろされた楽曲となっており、作曲は「倖田來未」や「東方神起」などの楽曲を手がけてきた鈴木大輔氏が担当するとされています。
Anthro(獣人)のNFTでは、多数のクリエイターが参加してイラストで美しく躍動感のある世界を表現されていましたが、今回販売されるHuman(人間)のNFTでは、より深く多面的にSingularity 0 Universeを表現するためにオリジナル音源の制作が鈴木氏に依頼されたとのことです。
なお、Human(人間)のNFT販売は2022年6月中旬頃に開始される予定となっており、今後は第2弾・第3弾の制作も検討、両社はNFTを通してアートと音楽を融合させることで新たな可能性を探っていると報告されています。
avexは早い時期からNFT・メタバース関連の取り組みを続けており、代表取締役会長の松浦勝人氏はNFTコレクターとして「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などのNFTも多数所有、今年3月には人気のメタバースプラットフォームである「ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)」に『エイベックスランド(仮称)』と呼ばれるテーマパークを構築することなども発表されています。